校長室から

校長室から

1月12日 最近の休み時間

Recent Break Time

休み時間になると、多くの子どもたちが運動場に出て、思い思いに体を動かしています。

特に今日は、1月とは思えぬほどあたたかな陽光の下、花に水をやる1年生たちのほか、縄跳び遊びをする子や鉄棒で逆上がりに挑戦する子、鬼ごっこやドッジボールをする子たちが運動場に出てきていました。

 

「わたし、3つ咲いたよ」

「わたしは、まだ2つしか咲いてない」

咲いた? 不思議に思って、球根を植えたばかりの植木鉢に水をやる1年生たちに近づいていくと、どうやら芽が出ている状態を指して「咲いた」と言っているようです。

子どもたちは、チューリップに直接関わり、成長する姿を目の当たりにしたことで、自分のもつ語彙を使って、その感動を精一杯表現しようとします。

周りにいる大人は、こうした言葉を誤りとしてすぐにとがめるのではなく、まずは一緒に、そのチューリップの成長に対して感動する子どもの気持ちに寄り添い、共有することが大切だと思います。

チューリップに水をやる1年生

先生とサバイバル縄跳び(笑)

1月11日 房総子どもかるたで遊ぶ

Playing Boso Karuta

担任の先生が読み手になって、1年生が房総子どもかるたで遊んでいました。

一月にふさわしい遊びを通して、千葉県のことを知る…というより、先生の「あ」と読み上げる最初の文字だけに反応しているようでしたが(笑)、遊びながら千葉県の文化や自然を知ることにつながっていくことでしょう。

1月10日 学校に活気が戻ってきました

The school has come back to life!

6年生の教室の黒板には、毎朝のように、子どもたちに向け、担任の先生から熱いメッセージが書かれています。

48日間「も」あると思うのか、48日間「しか」ないと思うのか、心の持ちようで行動も変わります

こうした言葉に、卒業を意識し始めた6年生は何を感じ、何を思うのでしょう。登校してすぐ、真顔で黒板の文字を見つめる子どもたちの表情が印象的でした。

また、今日は、全校児童が身体測定を行いました。静かに並びながらも、自分や友達の身長・体重が気になるのか、終始そわそわしていました(笑)

2年生の図工では、当たり前のように、タブレット端末や電子黒板等を使って、自分の作品について発表し、質問し合う姿が見られました。

休み時間には、保健室前に新しく掲示された「健康おみくじ」に興じる子どもたちの姿が。喜んでいるのは低・中学年だけかと思っていたら、6年生も順番を待って並んでいました(笑)

今日は、一日中強風でしたが、休み時間には、元気に外で遊ぶ子どもたちもたくさんいました。そんな中、1年生が、ジャングルジムにのぼろうとしていましたので、

「風が強い日は、危ないので、ジャングルジムに上るのはやめましょう」

と声をかけたら、

「じゃ、迷路だったらいい?」

とすぐに新たな遊びを思いついて、楽しそうに始める1年生たち。

さあ、3学期が本格的に始まり、日向小に活気が戻ってきました!

 

担任からの朝のメッセージ

全校児童の身体測定

図工作品のプレゼンをする2年生

保健室前で健康おみくじを引く

強風に負けずドッヂボール

迷路と化したジャングルジム

1月6日 始業式での絵本の読み聞かせ

Picture book reading at the Opening Ceremony

「おはようございま…。あっ、明けましておめでとうございます」

と、立ち止まって一礼しながら久しぶりに会う子どもたちは、マスク越しからも分かる笑顔でした。

年初めの始業式。当初の計画では、体育館に全校児童が一堂に会して行う予定でしたが、感染対策を要する状況を踏まえ、オンラインで実施しました。

今回の「校長先生のお話」では、くすのきしげのり作・ふるしょうようこ絵『ええところ』という絵本の読み聞かせをしました。

すでに本校のいくつかの学級では、毎日の帰りの会などで、その日、友だちに助けてもらったことや友だちのよかったところなどを発表し合う時間をつくっていますが、年の初めということもあり、お互いのよさを認め合うことのよさを全校児童で共有したいと思い、紹介してみました。

本当は、始業式の今日は、様々な冬休みの宿題の提出・集約など、いろいろと慌ただしい日程なのですが、早速友達のよいところを伝え合う時間をつくってくれた学級もあったようで、「クラスみんなで伝え合ってみたら、心が温まりました」「すごく嬉しかったです」等、Teams内の「校長室」にメッセージを寄せてくれていました。

なかなか気づきにくい自分のよさを、お互いに積極的に認め合うことから始まった3学期。

寒い日が続きますが、あたたかい心で毎日を過ごしていきたいと思います。

各教室の電子黒板を通して読み聞かせ

6年生からTeams「校長室」へ寄せられたメッセージ

12月23日 終業式

Closing Ceremony

感染症対策を講じながらも、おかげさまで、今学期のすべての学習や行事等を予定どおり行うことができました。ありがとうございました。

本日無事に、オンライン上ではありますが、会議室から各教室に配信して終業式を行いました。運動会や社会科見学、授業場面など、写真で2学期を振り返りながら、日向小の子どもたちの成長を全体で確認しました。

また、いつものように、絵本を一冊、紹介しました。

今回は、『はがぬけたらどうするの』という絵本です。日本では、「上の歯は、縁の下へ。下の歯は、屋根の上へ。」と教えられることが多いのですが、世界に目を向けると、国や地域によって風習が異なることを教えてくれる絵本です。

 

「差別はいけません。人はみな○○○人間なのだから」

というと、日本ではたいてい○○○の中に「おなじ」という言葉を入れてしまうことが多いのではないでしょうか。でも、考えてみると、○○○には、「ちがう」という言葉を入れても成り立つことに気づきます。

人はみんなそれぞれちがう。「歯が抜けた後にどうするか」といったことについてさえ、こんなに違いがあるということに気づき、その「違い」を楽しむことができたらと思い、紹介してみました。

この冬休みに、ぜひ図書館等で手に取ってみてください。

そのほか、歯の話題にちなんで、虫歯治療率についても触れました。少しずつ治療している子どもが増えてきていますが、まだまだです。

子どもが、自分の健康を自分の手で守ることを理解するうえで、「歯みがき」は、低学年にも分かりやすい習慣です。まだ治療に行かれていないご家庭、または、5月の歯科検診以降、健診を受けていないご家庭は、ぜひ冬休みを利用して歯科医に診ていただくよう、お願いいたします。 

各教室の電子黒板に配信

各教室で校歌を歌う子どもたち

お話は座って聞きます

各種賞状等の伝達

虫歯の治療に行きましょう!

各教室で考えました