校長室から

校長室から

6月1日 ミニ陸上壮行会&見るスポーツ(5・6年生)

5th and 6th graders cheered and watched the track and field athletes perform in anticipation of the upcoming track and field meet.

郡市陸上大会が、いよいよ間近に迫ってきました。体育の時間を使って、5・6年生が合同で、小さな陸上壮行会を開きました。出場する選手たちにとっては、観客たちを前に本番さながらの緊張感のある練習ができますし、見ている子どもたちにとっても、それぞれの陸上種目のポイントの解説を聞きながら見守っているので「見るスポーツ」として楽しみながら学習になります。

たまたま、以前に植えた野菜の状態を観察にグラウンドに出てきた2年生たちは、選手たちのパフォーマンスに釘づけとなり、試技が終わるたびに自然と拍手が起こっていました(笑)。ちょうど今、30cmものさしを使って「長さ」を勉強している2年生たちにとっては、記録が読み上げられるたびに、今まで以上に長さの実感がわいていたのかもしれません。

   

5月31日 学校生活に関するアンケート(アセス)を実施しました(3年生以上)

Questionnaire on school life was administered to third grade elementary school students and  above.

おかげさまで新年度が始まってから約2か月が経ち、1学期も折り返しの時期になりました。どの学級も落ち着いて学習等に取り組み、休み時間なども活気のあふれる声が響き渡っています。

こんな時だからこそ、子供たちの中に「困っている子」はいないか、確認する必要があります。表面上は、楽しそうに過ごしているように見えても、実は、友だち関係や学習のこと、家庭のことも含めて生活全般に対して不安や困り感を抱えているということは珍しいことではありません。

そうした子どものSOSに気づくために、今回はアセス(学校適応感尺度)を用いました。これは、子どもが34の設問に答えるだけで、子どもが何に困っているのかを瞬時にグラフ化してくれるソフトです。この尺度は、子どもの適応「感」に注目している点が特徴的です。

たとえば、課題ができずに困っている子どもに対して、周りの友達が善意であれこれと世話を焼いたりアドバイスをしたりしていても、本人がそれを「自分をバカにしている」と受け取っている場合は、「適応感」は低くなります。この場合、教師の観察だけでは「問題なし」となるかもしれませんが、本人はSOSの状態かもしれません。

そのため、日頃の教師の観察や客観的なデータ等から得られる指標に加えて、「本人が感じているSOSの度合い」を知ることで、その子にとって、より的確な支援を構築していくことが期待できます。

特に、この時期にそうした困り感を把握することができれば、夏休みまでの残り1か月半をかけて支援していくことができ、9月からの明るい見通しをもって夏休みに入ることが期待できます。

今回は、各児童に配布されたGIGA端末を用いてアンケートに回答してもらいましたので、すぐに結果を把握することができました。

今回の結果では、3年生以上の子どもたちのうち18.6%の子どもが、何らかの困り感を抱えていることがわかりましたので、さっそく各担任の先生とデータを基に今後の対応策を検討しました。

 QRコードを読み取り、アンケートに答える子供たち  どの学級も約10分程度で終わりました

5月30日 下級生から大人気の6年生

6th graders are very popular with the underclassmen.

昼休み。6年生の女の子を取り巻く下級生たち。それぞれが6年生の手や服をつかんで引っ張り、自分たちの思い思いの方向へ連れて行こうと必死です。

6年生の方は慣れたもので、「はい、はい」とうまくかわしながら、余裕の構え。

ところがその時。6年生の手を引っ張っていた男の子の一人が、バランスを崩して倒れてしまいました。

泣きそうな顔になっている1年生を見て、6年生は、

「よし。じゃあ、わたしがお姫様抱っこをして連れて行ってあげよう」

と言ったかと思うと、すぐに抱きかかえ、そのまま校舎の方へ走っていきました。

頼もしく、やさしい6年生。人気があるのも頷けます。

「遊んで~」大人気の6年生  転んだ1年生を抱きかかえ走り出す6年生

 

5月27日 家庭科で調理実習を行いました(5年生)

Fifth graders boiled eggs and boiled potatoes in their home economics class.

5年2組の子供たちが、家庭科担当の日色先生だけでなく、担任の西田先生、相談室の花澤先生も見守る中、ゆで卵やゆでいもづくりに取り組みました。

「家でも作ったことある」と慣れた手つきでお玉を扱う子もいれば、コンロの火におっかなびっくりの子もいる中、楽しそうに調理を進めていました。

この経験が、7月7~8日の宿泊学習でも生かされることでしょう。

   
   

児童昇降口付近にツバメの巣があります

There is a swallow's nest near the school 's entrance.

昨年も同じ場所に巣が作られていたようですが、今年もまた、ツバメの巣にせっせと世話をする親鳥?の姿が見られる時期になりました。

ひな鳥たちが口を開けて待つ姿が見られる日が来るのを楽しみにしています。

【参考】ツバメの一年(NHK for School)