校長室から

校長室から

1月6日 始業式での絵本の読み聞かせ

Picture book reading at the Opening Ceremony

「おはようございま…。あっ、明けましておめでとうございます」

と、立ち止まって一礼しながら久しぶりに会う子どもたちは、マスク越しからも分かる笑顔でした。

年初めの始業式。当初の計画では、体育館に全校児童が一堂に会して行う予定でしたが、感染対策を要する状況を踏まえ、オンラインで実施しました。

今回の「校長先生のお話」では、くすのきしげのり作・ふるしょうようこ絵『ええところ』という絵本の読み聞かせをしました。

すでに本校のいくつかの学級では、毎日の帰りの会などで、その日、友だちに助けてもらったことや友だちのよかったところなどを発表し合う時間をつくっていますが、年の初めということもあり、お互いのよさを認め合うことのよさを全校児童で共有したいと思い、紹介してみました。

本当は、始業式の今日は、様々な冬休みの宿題の提出・集約など、いろいろと慌ただしい日程なのですが、早速友達のよいところを伝え合う時間をつくってくれた学級もあったようで、「クラスみんなで伝え合ってみたら、心が温まりました」「すごく嬉しかったです」等、Teams内の「校長室」にメッセージを寄せてくれていました。

なかなか気づきにくい自分のよさを、お互いに積極的に認め合うことから始まった3学期。

寒い日が続きますが、あたたかい心で毎日を過ごしていきたいと思います。

各教室の電子黒板を通して読み聞かせ

6年生からTeams「校長室」へ寄せられたメッセージ

12月23日 終業式

Closing Ceremony

感染症対策を講じながらも、おかげさまで、今学期のすべての学習や行事等を予定どおり行うことができました。ありがとうございました。

本日無事に、オンライン上ではありますが、会議室から各教室に配信して終業式を行いました。運動会や社会科見学、授業場面など、写真で2学期を振り返りながら、日向小の子どもたちの成長を全体で確認しました。

また、いつものように、絵本を一冊、紹介しました。

今回は、『はがぬけたらどうするの』という絵本です。日本では、「上の歯は、縁の下へ。下の歯は、屋根の上へ。」と教えられることが多いのですが、世界に目を向けると、国や地域によって風習が異なることを教えてくれる絵本です。

 

「差別はいけません。人はみな○○○人間なのだから」

というと、日本ではたいてい○○○の中に「おなじ」という言葉を入れてしまうことが多いのではないでしょうか。でも、考えてみると、○○○には、「ちがう」という言葉を入れても成り立つことに気づきます。

人はみんなそれぞれちがう。「歯が抜けた後にどうするか」といったことについてさえ、こんなに違いがあるということに気づき、その「違い」を楽しむことができたらと思い、紹介してみました。

この冬休みに、ぜひ図書館等で手に取ってみてください。

そのほか、歯の話題にちなんで、虫歯治療率についても触れました。少しずつ治療している子どもが増えてきていますが、まだまだです。

子どもが、自分の健康を自分の手で守ることを理解するうえで、「歯みがき」は、低学年にも分かりやすい習慣です。まだ治療に行かれていないご家庭、または、5月の歯科検診以降、健診を受けていないご家庭は、ぜひ冬休みを利用して歯科医に診ていただくよう、お願いいたします。 

各教室の電子黒板に配信

各教室で校歌を歌う子どもたち

お話は座って聞きます

各種賞状等の伝達

虫歯の治療に行きましょう!

各教室で考えました

12月22日 若手教員研修の成果を共有

Sharing the results of young teacher training

今日は、今年最後の教員研修日。

これまで授業を見合うにも、なかなか時間が取れないことから、お互いの授業を録画し、Teams上で共有し意見交換をしてきた若手教員たち。

今回は、全教職員を前に、今の日向小のICT環境でできる便利なアプリや電子黒板の活用法などについて、実演とともにそれぞれがプレゼンをしてくれました。

中には子どもの音読を自動採点するアプリなども紹介され、最近の技術の進歩を実感しましたが、そうした機能を活用して伸ばそうとしていた力は伸びたのか、アプリができることの限界を見定め、新たに教師としてすべきことは何か等について、さらに検討していくことの大切さを再確認した時間となりました。

電子黒板を活用して拡大機能を生かすといった場合も、授業者が

①どんな情報を提示し、

②どんな言葉を発しながら、

③何を焦点化していくか

がカギとなります。

ICT機器を上手に活用し、今後も、子どもたち一人一人の学びのプロセスから目を離すことのないようにしていきたいと思います。

12月21日 タブレット上で作品を共有する1年生

 First Graders sharing their work on tablets

クリスマスを控え、1年生は、先日収穫したサツマイモのツルを使って、それぞれ一つずつ思い思いの飾りをあしらって、リースをつくりました。

これまで廊下に掲示していましたが、今回は、タブレット端末でそれぞれの作品を撮影し、SKYMENYUを使って、オンライン上で作品を共有するという活動に取り組んでいました。

誰かが「できた!」と言うたびに、「どうやってやったの?」と、友だちの端末の画面をのぞき込み、直接やり方を聞き合いながら学んでいました。

こんな1年生が、6年生になる頃には…。

大人も頑張らねば。

さつまいもツルでつくったリース

撮った写真を取り込む方法を聞く

「どうやってやった?」と確かめ合う

12月20日 心理的安全性をもたらす言葉の力

The power of Language Provide Psychological Safety

山武市は、スリランカ国籍を持つ方が急増しており、2018年の268名からわずか3年ほどで451名と約1.5倍に達しているそうです。今年度に入ってからもさらに増え続けており、本校にも、スリランカをはじめとする外国籍の児童が、現在20名近く在籍しています。

日本語はおろか、英語もままならず、タミル語やシンハラ語を母語とする子どもたちにとっては、日本語に囲まれた学校生活が大変なことであることは、容易に想像できます。

それでも、日本に来るまでずっと政情が落ち着かず、学校に通うことさえできなかった子どもたちにとっては、学校に通うこと自体を楽しんでくれているようです。

また、これまで翻訳機ポケトークやしぐさや表情等を駆使し、必要な場面で友達同士で会話を重ねてきたからか、あいさつ程度の簡単な日常会話が成立するようになるのには、どの子もそれほど時間がかかりませんでした。

ただそうはいっても、やはり母語で気楽に話すことのできる友達との時間は、心が休まるのでしょう。お互いの年齢は違っても、3~5年生の子どもたちが、休み時間に外で思いっきり母語を使って笑い合う姿は本当に楽しそうで、見ていて少しホッとします。

日向小としては、今後もますます増え続ける外国籍の子どもたちに、単なる日常会話にとどまらない、彼らの実情に合った学習指導を行うにはどうしたらよいか、同時に、日本の子どもたちが様々な外国の文化をどう理解し共存していくにはどうしたらよいか、タブレット端末等のICT機器の有効活用なども視野に、来年度に向けて検討を重ねているところです。

凍てつく朝日に映えるパンジー

「写真撮ってるよ(笑)」(推測)

手をつないで校舎に戻る3人

12月19日② 文科省のウェブサイトに紹介されました

Our school's efforts were introduced on a national website.

文科省では「文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)」というプラットフォームを開放しており、本校でも、月例テスト等で活用しているところです。

このたび、文科省のウェブサイトに本校の取組が紹介されました。

引き続き、さらなる効果的な活用方法を模索していきたいと思います。

12月19日 学力テスト(プレ)

 Proficiency Test

冷たい空気に包まれた朝になりました。正門前の花壇にも霜柱が見えました。

今日は、11月までに学んだ内容を踏まえて、全ての学年が、算数の学力テストを行いました。2月下旬には、算数だけでなく、国語や理科、社会等の県標準学力テストを実施する予定ですが、今回は、そのプレテストにあたります。

「わかったつもり」になっていることはないか、年明け早々に返却される結果を踏まえ、さらに学習の習熟を図る予定です。

このほか、1年生の教室では、先日の教員研修で紹介したばかりのコグトレオンラインにアクセスし、それぞれが自分のペースで、楽しくトレーニングを進めている姿も見られました。

12月16日 日向読書の木(進捗状況)

 Progress on 'Hyuga dokusyo no ki'

「日向読書の木」が始まって約半年が経ち、ご覧のとおり、ずいぶんとたくさんの花が咲きました。

休み時間になると、校長室に「シールをください」と訪ねてくる子どもたちの姿は、すっかり定着しました。

また、低学年の子どもたちの多くは、校内で私の顔を見るなり、「もう少しで10冊読み終わります」「今日の昼休み、校長室に行っていいですか?」など、読書通帳の話題が頻繁に出てきます。

山武市図書館が作成する「読書通帳」は、全部で4種類(200冊分)ですが、なんと5冊目に入った1年生も現れてきました。

冊数ばかりを競っているわけではありませんが、この読書通帳がきっかけとなり、それぞれのペースで、本を読むことの楽しさを味わってもらえたらと願っています。

↑2学期の開始時の開花状況(9月1日時点)↑

↑ずいぶん花が咲きました(12月16日時点)↑

12月15日 焼き芋パーティー

 Baked sweet potato party

本校の「畑の先生」でもある、伊藤和さんをはじめ、山武西まちづくり協議会の方々の全面的なご協力のおかげで、子どもたちが楽しみにしていた「焼き芋パーティー」が盛大に行われました。

「給食が食べられなくなっちゃうよ」という注意も聞かず、次々に出来上がっていく焼き芋に手を伸ばす子どもたち(笑)

そうした姿をやさしく見守る山武西まちづくり協議会の方々のまなざしもあたたかく、身も心もあたたまるひとときとなりました。 

12月14日 公開研究会の開催(通学路推進事業)

 Presentation on traffic safety

このサイトでも、何度かご紹介してきましたが、今年度県の指定を受け、本校を拠点として山武中学校区内において、交通安全に関する取組を進めてきました。

おかげさまで、地域の方々や保護者の方にもお集まりいただき、成果と課題等について発表することができました。

また、大変お忙しい中、Zoomではありましたが、東京都市大学の稲垣具志先生によるご講演を拝聴することもできました。今後、本校のウェブサイト上にも内容を掲載するとともに、引き続き、交通安全について尽力してまいりたいと思います。

ここでは、ご参加いただいた方からのご感想・ご意見を一部ご紹介いたします。

〇通学路の危ない箇所は、小さいところを含めるとまだまだ沢山あります。登校時、下校時の子供達の見守りを学校、家庭、地域の皆さんのご協力をいただき強化していきたいとしみじみ感じました。断続的な安全イベントと持続的な安全教育が必須であり、それは学校、家庭、地域の連携と協働が重要。
力をあわせて子供達の安全を守っていきたいです。

〇学校は、今回学んだこと(例えば子どもの認知・判断力は大人が考えているより、はるかに低いことなど)を家庭や子ども達に伝え、当たり前な安全教育を継続して行っていく必要がある。家庭や地域も持続的な安全教育のため、声かけ、道路横断の仕方、自転車の乗り方など、当たり前のことを継続して子ども達に伝えていく必要がある。

〇本日参加させていただき私自身凄く勉強になりました。いつも横断歩道を渡る時、車の運転手さんに悪いと思い、走って横断していました。それは、いけなかったこと危ないことを教えていただきこれからは歩いて横断することを心がけたいと思いました。

〇日向小学校の様々な取り組みをする中で、子ども達が考えた取り組みを他学年に伝える活動はとても良いと思いました。また、基調提案や稲垣先生の資料もとても分かりやすかったです。準備など大変だったと思います。お疲れさまでした。ありがとうございました。 

12月13日 生活習慣病予防健康教室(6年生)

Health classes to prevent lifestyle-related diseases

山武市の健康支援課の保健師の方をお招きして、6年生を対象に、生活習慣病予防健康教室を開催しました。

夜遅くまでゲームなどに夢中になって、山武市内の小学生の就寝時刻が遅くなっていることなどにも触れられ、子どもたちは、それぞれ自身の生活習慣について、振り返りました。

途中、友だち同士で考え合う場もあり、生活のリズムが乱れがちな冬休みを前に、楽しみながらも自分たちの生活を見つめ直す、有意義な時間となりました。

12月12日② オンラインで全校集会

Online All-school rock-paper-scissors game

昼休み、全校集会が開かれました。

コロナの感染状況を踏まえ、どのような状況であっても開催することができるように、初めからオンライで開催することを計画していました。

代表委員会の子どもたちを中心に、各委員会が、それぞれの仕事の内容の紹介や、日向小の子どもたちに守ってもらいたいお願い等を、パワーポイントにまとめ、Zoomを通じてプレゼンテーションを行いました。

それぞれの発表の時は、緊張でこわばっているようにも見えましたが、後半の「校長先生と全校じゃんけん」になると、一気にいつもの元気が戻ってきました。

各教室の電子黒板に、校長先生のグー・チョキ・パーが大きく映し出されるたびに、一喜一憂する歓声やため息が校舎内に響き渡りました。

各学級を勝ち抜き、ホールに集まってきた「勝者」たちの中で、最後に一人勝ち残ったのは、なんと一年生。

短い時間でしたが、楽しいひとときとなりました。

12月12日 対話的な学び(算数)

 Interactive learning

コロナ禍で全国的に一斉休校という事態になった2年ほど前は、目新しいオンライン学習がもてはやされ、しまいには「これからは学校なんて行かなくても、オンラインで十分なのでは?」といった意見なども、ネット上をにぎわせていました。

今こうして、実際に教室に来て、マスクをしながらではあっても、友だちと一緒に体を動かして学んでいる・教えている学校現場からは、「授業はオンラインのみで十分」などという論に耳を傾ける人はいません。

2年生の算数では、教室にある「直角」を探しに、直接角(かど)という角に、自分たちで作った「直角」を当てて確かめていました。

1年生の算数では、お互いの教科書を手にして、宝探しができるように「もののいち」を示すための言葉を考えて、問題を出し合う姿が見られました。

どの子たちからも、「算数」を楽しむ笑顔がこぼれています。

12月9日 新記録続出!マラソン大会

 New records continue to be set!

広い校庭を活用して、マラソン大会が開かれました。これまで毎日のように練習してきた成果を発揮する舞台で、どの学年も一生懸命走りぬきました。

疲れて走るスピードが落ちかけていた子どもも、応援席から大きな声援が響き渡ると、また力強くスピードを上げて走り続ける姿が印象的でした。

多くの保護者の方々のあたたかいまなざしにも見守られ、おかげさまで、20人近くの子どもたちが新記録を出して、今年度のマラソン大会を終えることができました。

順位を競わせることについては、様々な議論がありますが、あくまでも一人一人が走ることを楽しむことができたか、自分自身の成長を感じることができたかという点を重視し、振り返りを行っています。

 

12月7日 気分はもうクリスマス

 It feels like Christmas already!

廊下の掲示物も、少しずつクリスマスを意識したものが増えてきました。

毎朝、どの学級からも朝の会で歌う「今月の歌」である「あわてんぼうのサンタクロース」が聞こえてきます。

ところが今日は、3時間目が終わった休憩時間に、♪あわてんぼうの~という、女の子たちのにぎやかな歌声が聞こえてきましたので、教室をのぞくと…。

教室に掲示している歌詞を確認しながら、自分たちで考えた振り付け(ダンス?)とともに歌っていたところをパシャリ。

もう子どもたちの気分は、クリスマスのようです。

 

12月6日 専科非常勤講師(体育)の視察

 Inspection by the Board of Education

本校には、千葉県の小学校専科非常勤講師等配置事業の一環で、体育の時間にスポーツ指導の専門家においでいただき、一定期間、指導していただいています。

夏の水泳指導の際にもおいでいただき、本校の泳力アップに貢献していただきました。

今回は、ちょうど1年生の体育で跳び箱遊びをしている際に、踏み切りや着手の仕方のコツなどについて教えていただいているところへ、県の教育委員会から担当指導主事が視察に見えました。

たまたま本校の体育専科の教員と担任、山武市の支援員も含めた4名が、わずか20名ほどの子どもたちを指導・支援している授業場面でしたので、本校の潤沢な人的環境に驚かれていました。

授業後、小学校専科非常勤講師をさらに活用できるよう、具体的なご助言をいただきましたので、より一層子どもたちが楽しむことのできる体育の授業づくりに努めていきたいと思います。

12月2日② 思春期教室(5年生)

 Learning about puberty(5th Grade)

市の講師を招いて、5年生を対象に、思春期教室を開きました。子どもたちは、すでに4年生の時に、保健の授業で男女の体の違いや思春期について学びましたが、自分の成長を振り返りながら、改めて外部講師による授業を受けることで改めて理解することができたようです。

冒頭では、担任の藤田先生ご自身の出産についての体験談を聞く場面もありました。ちょうど、藤田先生ご自身のお子様が今、子どもたちと同学年である5年生ということもあり、出産時のことだけでなく、東日本大震災の頃で、計画停電等で物価も上がり、育児をするにあたって、安心して食事を用意することもままならなかったことなどについても話していただきました。

単なる保健の知識を超えて、生命の大切さや自分自身の存在を再確認する意味でも、有意義な時間となりました。

12月2日 みんな応援ムード

Everyone is in a cheering mood

出勤する先生方を職員室で出迎える今朝の教頭先生の姿は、日本代表の一人でした(笑)。

 

中学年によるマラソン大会の試走では、男の子が女の子を、女の子が男の子を、応援席から大声で応援する姿が見られました。

休憩時間ということもあり、1年生も教室の窓の外に見えるお姉さん・お兄さんたちに向かって、

「がんばれー」

と本番さながらに声援を送っていました。

 

応援しているだけでも、なぜか力がもらえるって、やはりスポーツのもつ力はすばらしいですね。

 

 追伸:日本代表の皆様、おめでとうございます。

12月1日 書き初めの練習

"KAKIZOME" challenge!

講師の先生を招いて、中学年の子どもたちが、武道場の畳の上で書き初めの練習を行いました。

3年生には、人数が少ないから…と、わざわざ一人一人のためにお手本を書いていただきました。

4年生は、今回が初めてではないはずですが、なかなか「の」の字などが思うように書けず、筆運びに苦戦していました。中には、途中までのびのびと大きな文字で書いてしまったために、最後の文字が紙に入りきらず、肩を落とす子も…(笑)

丁寧に教えていただいたおかげで、終わるころには、多くの子どもたちが「うまくなってきた」と満足気な表情を浮かべていました。

11月30日 以前は当たり前だった活動

 Activities that used to be coomonplace

合唱、実験、調理実習…。こうしてマスクをしながらであっても、子どもたちが楽しそうに授業に取り組んでいる姿を見ると、やはり思わず頬が緩みます。

教室に入ると、「先生、ほら見て!」と嬉しそうに誘ってくれる子どもたち。

以前の小学校では当たり前の光景が、今は、その一つ一つが貴重なひとときに感じます。

11月29日 マラソン大会の試走をしました(高学年)

Trial run for the marathon

毎日のマラソン練習が続いています。今日は、高学年が本番さながらに試走を行いました。学校の敷地内でありながら、アップダウンがきつい難所もあります(写真)。

日向小は、とても広い敷地内で、車の通行を気にすることなく、走ることに専念できる環境です。

子どもたちのペースも日に日に速くなってきました。本番が楽しみです。

11月25日 学校運営協議会

School Management Council

午後からは、学校運営協議会が開かれました。委員の皆様には、会議を開く前の5時間目の授業を参観していただきました。

電子黒板やタブレット端末を活用する子どもたちや、鉛筆をしっかりと持ち集中して学習に取り組む1年生の姿を目の当たりにして、多くの委員の方々から感嘆の声が上がりました。 

11月25日 先生への感謝の会

Teacher Appreciation Party

11月28日(月)から、5組担任の池上教諭が産前休暇に入ります。

今日は、3~5組の子どもたちが一堂に会して、お世話になった池上教諭や、これまでその妊婦補助教員としてサポートしてくれた岩瀬先生を囲んで感謝を伝える会を開きました。

ささやかながらも、ゲームは大いに盛り上がり、笑顔の中で終えることができました。

日向小のみんなで、池上先生にエールをお送りしたいと思います。 

11月24日② キッザニアへ(5年生)

Career Education at KidZania(5th Grade)

 5年生は、キッザニアへ行ってきました。これまで総合的な学習の時間等を使って、将来なりたい職業などについて調べ学習を進めてきたこともあり、キッザニアでは多くの職業の疑似体験ができるということもあり、行く前からソワソワ・ワクワクが伝わってきていました。

おかげさまで、渋滞にまきこまれるようなこともなく、一日ほぼ予定どおりに体験することができました。この経験を生かして、「楽しかった」だけでなく、世の中の仕事に関心を持つきっかけになればと思います。

11月24日 学区探検(2年生)

School District Exploration(2nd Grade)

 前日の雨がうそのように晴れ、紅葉と青空のコントラストが美しい秋空の下で、2年生が学区探検を行いました。それぞれの班にボランティアのお母様方がついてくださったおかげで、7つの班に分かれて活動することができました。それぞれの班の目的地は、以下のとおりです。

1班…セブンイレブン山武日向店 2班…コメリハード&グリーン山武店 3班…美容室ちゅら

4班…ビューティサロン・シオン 5班…日向郵便局 6班…JR日向駅 7班…日向駐在所

日頃は通学バスであっという間に通り過ぎてしまう道を歩いていくので、春の遠足の時とはまた違った色に染まった木々の様子など、道中に見つける様々な秋の様子に心を奪われ、なかなか歩みが進みませんでしたが…。

おかげさまで、みんな無事にそれぞれの目的地に到着し、質問をしたり説明を聞いたりすることができました。 

11月22日 消防署の見学(3年生)

 Tour of the fire station

3年生が、東消防署山武分署に社会科見学に行きました。すでに3年生の中には、将来消防士になりたいと考えている子もいて、みんな興味津々で、消防車や救急車の中だけでなく、使っている器具などを見学させていただきました。

また、大きな声で真剣に訓練に取り組む姿に、

「いつもこんな厳しい訓練をしているんだぁ」

と、驚きながらも憧れのまなざしを向ける子どもたちが印象的でした。

消防署の方々からの「子どもたちだけで火を使わないように」といった注意にも、真剣に聞き入っていました。

11月21日 日常的なタブレット端末の活用

Daily use of tablet devices

今週は、あいにくの雨からスタート。下校時になってようやく日が差してきたものの、日課となった業間休みの時間のマラソンも、今日はお休みでした。そのせいか、今日の休み時間には、「読書通帳」にシールをもらいに、校長室のドアをノックした子どもたちが多かったようです。

さて、写真は、下校時のいつもの風景です。廊下に設置したキャビネットの扉を開け、自分のタブレット端末を収納するために、それぞれの所定の場所にしまう子どもたち。一晩充電をして、明日の朝には、またここから取り出して、一日の学習が始まります。

毎週末には、タブレット端末を家庭に持ち帰って宿題などを行うクラスもあります。問題集などは、自動採点機能があるので、家庭に居ながらにして正誤を確かめられます。

数年前の小学校では想像もできなかった、新たな日常が生まれています。

11月18日 3Dプリンターを使った授業

Class using a 3D printer

授業参観の際には、子どもたちがパソコン上で設計図を作成している姿をご覧いただきましたが、いよいよ3Dプリンターで、印刷(制作?)する段階になりました。

樹脂を断面状に下から少しずつ積み上げていきながら、プリントアウト?していくのですが、大きなものだと完成までに20時間を超えます。

パソコンの画面上では、うまくできたつもりでも、わずかな隙間があったり、ずれていたりしているとずっとプリンタの近くにいて見ているわけではないので、気がつくと写真のようにとんでもない状態になってしまいます。

また、大きさの単位を読み間違えたまま印刷を始めてしまったために、一人だけ大きな形になってしまうなど、機械任せというわけにもいきません。

パソコンの画面上では、球体の上に台を載せるといったデザインをつくっても、立体を下から順に断面状に少しずつ積み上げていくような印刷方法ですので、球体の上に接する台を平らに印刷することができないという事態も、制作してみて初めて気づくという有様です。

言われてみれば当たり前かもしれませんが、日頃、そのような思考を働かせることがないため、やってみて初めて分かるという場面が何度もあります。

私たち大人も子どもたちと一緒になって、珍しがりながら不思議がりながら、試行錯誤して学んでいるところです。

少しずつ増えていく作品たち

最初は調子よかったのですが…→

気がつけば、とんでもないことに…

ち、ちょっと大き過ぎない?

完成…よく見ると文字がずれてる?

台を載せるという形は3DではNG?

11月17日 6年生が職場見学へ

6th Graders went on a workplace tour.

キャリア教育の一環で、6年生が職場見学を体験しました。

近隣の施設である「さんぶの森元気館」「さんぶの森図書館」「日向保育園」「日向幼稚園」「日向郵便局」「セブンイレブン日向店」「ランドローム山武店」「コメリハード&グリーン山武店」のご協力を得て、子どもたちは、自分が関心を寄せている職業に近い場所を選び、半日間、実際に仕事をしている様子を見学しました。

日頃、単なる消費者・利用者として出入りしている場所でも、バックヤードを見せていただきながら、具体的な仕事内容をお聞きすることで、それぞれのご苦労ややりがいなどを理解することができたようです。大満足の表情で学校に帰ってきました。

お忙しい中、子どもたちのために丁寧なご対応をしていただきありがとうございました。改めて関係者の皆様に感謝申し上げます。

11月16日 向寒マラソンが始まりました

Marathon training has begun.

小春日和の中、今日からマラソンの練習が始まりました。何しろ本校の敷地面積は、東京ドーム1.2個分ですから、危険な校外の道路に出なくても校内で十分に練習に取り組むことができます。

つきぬけるような青空と、山の上にある本校を取り巻く杉林の眺望を望みながら、全校児童が校庭や野球場の周りを一斉に走る姿は壮観でした。

10分程度のランニングですが、それぞれのペースで走り続けることで、体力を向上させることができればと思います。今日は、野球場を4周した6年生もいました。

このところ、マラソンカードを一枚達成するたびに、校長室にシールやサインをもらいに来る子どもたちが増えてきました。読書通帳のシールをもらいに来る子どもたちとは違った顔ぶれになるというのも興味深いです。

まずは学年別に準備運動

つきぬけるような青空

持久走とは思えぬ速さ

下級生と上級生は別のルート

途中ではこんな坂も。がんばれ!

向こうに見えるのが校庭です

11月15日 様々な電子黒板の使い方

Various ways to use the electronic blackbord

本校の教室は、すべて黒板を取り払い、電子黒板を設置しています。このような学校は全国的にみても珍しく、いまだに各地から本校の使い方等について問い合わせがあります。

これまでこのサイト上でも、オンライン全校集会やネット上の動画を活用した授業等、本校の様々な電子黒板の活用の仕方についてご紹介してきましたが、今回は、4年生と1年生の使い方をご紹介します。

今日の4年生では、実物投影機と電子黒板をつないで、地図を拡大して、都道府県名を確認する授業に活用していました。電子黒板の傍らに移動式のホワイトボードを置き、答えを書くことができるようにしています。

電子黒板を珍しがっているうちは、それを使うこと自体が目的化しがちです。しかし、電子黒板の使用が日常化している本校においては、すでに次のステップに移行しており、指導目標に照らして、電子黒板とホワイトボードのそれぞれのよさを生かしながら授業を進めるなど、アナログとデジタルを併用するといった姿も見られるようになっています。

1年生の教室では、子どもたちが算数の授業で使うマス目のノートと同じ画面の上に先生が「板書」していました。

通常の黒板を使用している多くの小学校においても、一年生の教室では、黒板に書く一行の文字数と、子どもたちのノートの文字数はそろえて改行していると思いますが、このような示し方であれば、子どもたちは安心してノートの使い方も含めて学習を進めることができます。

今後も、より効率的・効果的に活用するにはどうしたらよいか、「日向方式」とでもいうべき学習指導法を模索していきたいと考えています。

11月12日 授業参観(午前)&部活動発表会(午後)

Class visit and club activity presentation

小春日和に恵まれ、新・日向小学校が開校して初めて人数制限をしない授業参観を開催しました。そのためか、これまでのオープンスクールとは異なり、多くの方々においでいただきました。

午前中は、2時間目と3時間目の授業を公開しました。どのクラスも、いずれか一時間は道徳の授業を展開するということで行いました。スマホ等の使い方に関する情報モラルについて扱ったり、自己肯定感の向上につながるような授業を行ったりするなど、各学年・学級の実情に応じた道徳の授業が行われました。多くの学級で、タブレット端末を用いて、自分の考えを発表する姿が見られました。

また、この機会に、本校の通学路の危険個所について記入してもらうコーナーを用意しました。大きく拡大した地図に、多くの方々から貴重な情報を寄せていただきました。これらの情報については、本校内で共通理解を図るだけでなく、必要に応じて、警察等の関係機関にも周知していく予定です。

午後は、部活動の発表会を行いました。特に金管部は、コロナ禍による影響で、今年度も音楽発表会が中止となり、練習してきた成果を披露する場がありませんでしたので、今回が最初で最後の大舞台となりました。

部活動発表会のしめくくりは、球技部VS教員チームの試合で、大いに盛り上がりました。私も夢中になって試合に出場したために写真がありませんが(笑)、代わりに終了後の保護者アンケートの一部を紹介させていただきます。ありがとうございました。

◆保護者アンケートから◆

◎最高過ぎでした!!子供はもちろん、バレーの試合では先生達の本気になる姿も最高でした。コロナ禍で暗くなりがちですが、あんなに楽しく、先生、子供、保護者が皆で楽しめるイベントを考えてくださって本当に感謝です。あんなに楽しい学校に子供を通わせられて幸せです(笑)

◎今日の様な部活動の発表などの場がある事は大変良いと思いました。今後も継続して欲しいです。

◎生徒の皆さん、とても楽しそうに演技や演奏などに取り組んでて部活動に参加させてよかったなぁと思いました。

◎子どもたちの頑張りの成果を発表する場を設けていただいたことがよかったと思います。下学年の参加も、お兄さんお姉さんの演技や演奏を見ることができ、貴重な経験になったと思います。

自分の意見をタイピングで発表

自分と友達との考えの違いを可視化

保護者と共に学区探検の計画立案

通学路の危険個所を記入

体操部による演技

金管部による最初で最後の発表

11月11日③ 校内研究授業(生活科)

 In-School reserh class

1年生を担任している星見教諭が、校内研究授業の一環として生活科の授業を行いました。これまで子どもたちが集めてきた落ち葉や木の実などを使って、遊び道具などをつくったり、使える道具になっているか何度も試したりする姿が見られました。

最初は、紙コップとドングリをタコ糸でつないで「けん玉」をつくって遊んでいた子が、1つでは飽き足らず、糸の長さの違う「けん玉」をつくって遊んでいるうちに、紙コップを重ねて、2つのドングリを同時に入れることのできる「新・けん玉」を”発明”する姿も。

糸の長さの違いで、「けん玉」の難易度はどう変わるのか、その難易度をはかるために、何回中何回成功するのか検証してみる、といったことに気づかせていくことで、単なる遊びに見えるかもしれない活動の中に、「学び」が立ち上がってきます。

今回の校内研究授業は、若手教員の必須の研修としても位置付けており、こうした授業の見方、子どもの学びの見取り方等について、指導教員による指導も行われました。

11月11日② お話ワールド(読書ボランティア)

 Reading Volunteers

絵本の読み聞かせは、学年を問わず、学習的価値の高い時間を提供します。

本校は、読書ボランティアとして「お話ワールド」の方々に、いつもお世話になっています。今日の対象学年は上学年でした。中には、絵本ではなく素話で、子どもたちに語り聞かせてくださる方もいらっしゃいます。

お話に耳を傾け、自分の頭の中で場面の様子を思い浮かべながら、登場人物を動かしていくといった想像力を養うこの時間は、短いながらも貴重な時間となっています。 

11月11日① 後輩から先輩へ贈る言葉(球技部)

 words from juniors to seniors

今年度の部活動の練習は、事実上、本日で最終日。

球技部では、朝練習を終える間際、4・5年生が6年生たちが練習しているところへやってきて、これまでの感謝の言葉を一人一人が述べました。

下級生たちが考えた精一杯のサプライズでしたが、むしろ4・5年生たちの方が緊張しているように見えました。それでも、一人一人がこれまで6年生に優しく声をかけてもらったことや、試合中に勝ち進んでいく先輩たちの姿にあこがれていたことなどを述べることができました。

6年生たちは、ただただ神妙な面持ちで聞き入っていました。

後輩たちから感謝の言葉を聞いたことで、改めて「終わり」を実感したのかもしれません。なんとなく寂しさも感じさせるサプライズとなりました。

11月10日 スリランカからのお客様

 We had a visitor from Sri Lanka.

スリランカ日本教育文化センター事務局長でもあるミーガハテンネ・チャンダシリ僧侶をはじめ、スリランカで幼稚園の先生をされている方々が、本校にいらっしゃいました。

短い時間でしたが、各教室の授業風景をご覧いただきました。

3年生は、ホールにお客様を迎える準備を整えて、スリランカにいる動物や有名な食べ物などについて、たくさん質問しました。一つ一つ丁寧に答えてくださるたびに、驚きの声が上がりました。

また、チャンダシリ僧侶の

「スリランカには、こんなきれいな学校はありません。電子黒板どころか、椅子や机もない学校もあります。電気も通っていない学校もあります。皆さんは、とてもラッキーですよ。こんなすてきな学校で、勉強できるなんて」

という言葉には、子どもたちが驚きながらも、神妙な面持ちで耳を傾けている姿が印象的でした。

業間休みには、体育館で、幼稚園の先生たちが民族衣装に着替えて舞踊を見せてくれました。

 

スリランカと親交が深い山武市。

本校にも10名余のスリランカの児童が在籍しています。彼らは、日々の生活の中で、一生懸命に日本語の習得等に努めていますが、彼らを受け入れている私たちもまた、スリランカのことについて知り、お互いの生活様式や常識等の違いを楽しむことができたらと思います。

カスタネットでリズムを刻む1年生

ホールで質問攻めにした3年生

版画に挑戦する5年生

英語の授業中だった6年生

ポケトークを使って話す6年生

体育館で民族舞踊を鑑賞

11月9日 イングリッシュ・イベント

English Event

低・中・高学年別に、体育館でイングリッシュ・イベントを行いました。

低学年は、日頃お世話になっているALTのメイ先生の出身であるフィリピンについて説明を聞いた後、その内容を確かめる○×クイズにチャレンジしました。

中学年は、「外国の暮らしをのぞいてみよう」と、体育館にいるALTだけでなく、海外にいるALTともオンラインで中継して、有名な食べ物などについて英語で教えてもらいました。

高学年は、オンラインでつながった海外のALTたちに、予め練習していた「What food is famous in your country?」など、5つの質問を使い、会話を楽しみました。

ALTの説明を聞く1・2年生

海外のALTとオンラインで英会話をする5・6年生

11月8日 初の不審者対応訓練

First-ever suspicious person response training was held.

日向小学校が開校して以来、初めての不審者対応訓練を行いました。

ここでは訓練内容の詳細について触れることは控えますが、教員も子どもたちも真剣に取り組むことができました。

また、全体指導だけでなく、各学級においても学年や学級の実態に応じて、「イカのおすし」の再確認など、さらに個別の指導を行いました。

千葉県警察では、こんな動画も作成してくれているんですね。

11月7日 赤い羽根共同募金活動

Red Feather Community Chest

朝の始業前、各教室に少し緊張気味の面持ちで、代表委員の子どもたちがそれぞれ入っていきました。手には赤い羽根。

「この募金は、山武市のみんなの生活をよりよくするために使われます。ご協力をお願いします」

クラスの前に立って説明する上級生の話をしっかりと聞き、一人一人赤い羽根を受け取りました。

「困ったときはおたがいさま」この精神は、今もなおしっかりと受け継がれています。

11月4日 マラソン練習

Marathon training has started.

いつもは、休み時間になると誰かしらが読書通帳を持って校長室にやってきてくれるのですが、最近、めっきり減ったなぁと思っていたら…。あぁ、そうでした。

12月9日のマラソン大会に向けて、練習が本格的に始まっていたのでした。各教室にマラソンカードが配られ、少しでも先に進めようと、休み時間になるとグランドに出て、自分のペースで走る子どもたちが増えてきています。

11月15日からは、日課を変更して全校で持久走をする時間を設定します。8割以上の子どもたちの通学手段がバスですので、この機会に、歩く・走る機会をしっかりと確保していきたいと思います。

11月2日 芋掘り(1・2年生)

1st and 2nd grade students dug sweet potatoes.

つきぬけるような青空の下、1・2年生が、サツマイモ堀りを満喫しました。

「こんなに大きいのがとれた~」

と、歓声を上げながら、たくさん掘り出していく子どもたち。

クリスマスリースにするために、数日前からサツマイモのツルを取っていたので、短い時間でも多くのサツマイモを収穫することができました。

昨年度と同様、これを焼き芋にして食べる予定です。これらの活動すべてが、学校の敷地内で完結するなんて…。恵まれているなぁとつくづく思います。

11月1日 山武中から職場体験

 Students from Sammu Junior high school came for work experience.

中学校では、キャリア教育の一環で、職場体験学習を行っています。

今回は、将来小学校の先生になりたいと考えている山武中学校の生徒が、職場体験の場として日向小に来てくれました。

山武中は、日向小の子どもたちが進学する中学校ですが、あえて今回は、日向小の出身ではない中学2年生が「先生」として、子どもたちと過ごしました。

配属された教室に入るや、算数ドリルの採点をしたり、休み時間の遊び相手になったりと、一日中、大活躍でした。

「子どもたちの話を聞こうと思っていたけれど、一度にたくさんの子どもたちが話しかけてきてどうしようかと思いました」「”先生”と呼ばれたとたん、間違ったことは言えないと思って緊張しました」など、中学生なりに学びの多い一日になったようです。

いつかは、私たちの同僚に! 楽しみです。

 

10月31日 授業風景

 Class scene

秋も深まり、学習にもよい時季になりました。

どの学年・学級も、手を動かし、話し合いながら、体験を通して学んでいます。

コロナ禍になって数年の間に、「これからは、わざわざ学校に行かなくても、オンラインだけで十分学習ができるのでは」といった極端な言説も聞かれましたが、こうして同じ教室という場を共有して学ぶ姿を目の当たりにすると、改めて学ぶということの意味を考えさせられます。

教員もまた、子どもたちのわずかな表情の機微に気づいて、必要に応じて声をかけるなど、オンラインではできなかった支援を行っています。

今後も、本校のICT環境の利点を生かしながら、これからの子どもたちに求められる資質・能力を伸ばすことのできるような授業づくりを目指していきたいと思います。

10月29日 郡市体操大会

Gymnastics Competition.

日向小学校の体育館を会場に、郡市体操競技会が開催されました。

本校は、選手の規定数を満たさなかったため、団体戦には出場できませんでしたが、個人の部で出場した選手たちが、それぞれこれまでの練習の成果を存分に発揮しました。

どの種目も、演技は一回のみ。これまで何回も練習してきたことが、この一回で決まるかと思うと緊張も高まりますが、お互いに声をかけ合いながらその緊張をほぐし、演技に臨みました。

10月27日 読書週間を機に読書習慣へ

 Take the opportunity of Reading Week to become a Habit of Reading.

6月から始めた読書通帳も、約4か月を経て、廊下に掲示している「日向読書の木」にも、たくさんの花を咲かせています。

本校では、朝の読書の時間に本を読むことになっていますが、クラスの実情によって、漢字や計算ドリルの時間に充てられることもしばしばです。また、家庭での読書の状況も芳しくなく、ゲームの時間になっている子が多いようです。

今年の読書週間は、10月27日~11月9日だそうです。毎年「文化の日」をはさんだ2週間が読書週間となっていますが、これを機に、読書習慣を身につけられるようにしたいものです。

文化庁の調べによれば、47.3%が1か月に1冊も本を「読まない」と回答するなど、大人もまた本を読まなくなっているようです。

まとまった時間でなくても、隙間の時間を見つけて読書する姿を、大人が自ら子どもに見せていくということも大切なのではないかと思います。 

10月25日 市球技大会・男子優勝!

 City Ball Game Tournament Boy's Champion!

市球技大会は、会場が広い東金アリーナで行われました。

この大会も感染症対策の一環で無観客で行われたため、これまでの各大会と同様に、会場の様子は、Zoomで日向小の各教室の電子黒板を通じて中継しました。

試合中も、選手以外の子どもたちから、チャットを通じて「がんばれ!」という応援メッセージが届いたり、ナイスプレーが見られるたびに「すごい!」などの言葉もたくさん届きました。

会場が広く、また男女同時に離れたコートで試合が行われていたため、中継するのに精一杯で写真がほとんど撮れませんでしたが、男子は見事、圧巻の優勝。女子も、好ゲーム・好プレーがたくさん見られました。

何より、日向小はいつも笑顔でプレーというのが、印象的でした。試合をすること自体を楽しんでいる様子が終始伝わり、清々しい選手たちでした。

また一つ、栄光の思い出ができました。

10月24日 壮行会(球技・体操)

 We held a send-off party.

市の球技大会、郡市体操競技大会が開かれることから、昼休みに体育館で壮行会を開きました。

日頃物活動に参加している子供たちが、それぞれのユニフォームを着て、それぞれの決意を述べました。球技部はエキジビションとして、バレーボールのパスを見せ、体操部は、本番さながらに皆が注目している中、跳び箱・鉄棒・マット運動の演技を行いました。

下学年は、各教室で電子黒板を通じて視聴することができるよう、体育館にカメラを入れて分散型の壮行会となりました。

子どもたち同士の中では、5年生たちが申し合わせて先輩たちのためにお守りもつくって個別に渡していました。 

10月22日 PTA理事会にて

 PTA Board of Directors was held.

 日向小学校が統合する前、旧山武西小学校・旧日向小学校で行われていたPTA行事の一つであった「フェスティバル(仮)」は、学校内に軽食コーナーやゲームコーナーが用意され、にぎやかに行われていたと聞いています。

ただ、コロナ禍により中止されたまま統合を迎えた昨年度も、実施を見送らざるを得ない状況でした。

今年度は、11月12日の授業参観日の午後に開催するべく、様々な方法を検討を重ねてきました。しかしながら、感染症対策を講じながら以前の開催方法を再現しようとすると、旧山武西小と旧日向小の同様の行事の内容や方法も異なっていたこともあり、議論が難航しました。さらに、それだけの準備の労力に対して、子どもたちが満足できるような内容になるだろうかという考えもあり、中途半端に実施するくらいなら…と、今年度も中止となりました。

そこで、当初は、校内で子どもたちと行う予定であった部活動(球技・金管・体操)の引退試合や発表会を、フェスティバル(仮)を行う予定であった時間枠で実施することとしました。

本日開催されたPTA理事会において、フェスティバル(仮)の中止と、部活の引退試合・発表会の場になることが決定しました。

その他、現在、現金で扱っている毎月の集金を、来年度からは振込に移行する旨についても説明し、賛同を得ることができました。

本校の事務職員から、「これまでの現金での集金では、お札が汚くてATMを通らないことがあったり、おもちゃの硬貨が入っていたりしたことがあった」「振込に移行することで、各担任が、子どもたちに向き合う時間を確保することができる」といった説明を聞いて、PTA理事の方々からは、驚きの声や納得の声が聞かれました。

10月19日 部活動の朝練習

Morning practice for club activities

日が短くなってきました。放課後の部活動の練習時間も短くなり、朝練習には、より一層力が入っています。

これまで学校は、こうした子どもたちの一生懸命さに応える形で、勤務時間外であっても指導にあたってきました。おかげさまで、好成績も収めるなど、成果もしっかり残してきています。

しかしながら、年を追うごとに様々な教育課題が山積する中で、国全体として先生方の働き方も見直す時代に入り、来年度の部活動の在り方についても本校として考える必要が出てきました。

子どもたちの思いを受け止めながら、どのように働き方改革を進めていくか。しっかりと検討を重ねていきたいと思います。

10月18日 校長先生がいなくても「読書通帳」は継続します

Children turning in their reading passbooks even in the absence of the principal.

この日は、千葉県の校長が一堂に会して研究協議会を行う日で、一日学校を不在にしていました。

こういう時のために、

「せっかく読書通帳を校長室に持ってきたのに、校長先生がいなくてシールがもらえない…」

ということが起こらないように、読書通帳を置く場所をつくっていました。

翌朝、見てみると…。ちゃんと置いてありました。