校長室から
3月19日 卒業式
卒業式
Graduation Ceremony
令和6年度の卒業証書授与式を行いました。今年度の卒業生は27名。開校以来4回目の卒業式で166名の卒業生を送り出したことになります。
当日は、御来賓の方々や多くの保護者の皆様の御臨席を賜り、厳かな中にも心温まる式を行うことができました。特に、証書授与では、卒業生の凛とした佇まいに大きな成長を感じ、すでに中学生の雰囲気を思わせる子ども達の姿に胸が熱くなりました。
在校生からは代表児童による「これまでお世話になりました。卒業生のあとをしっかり引き継ぎます。中学校へ行っても頑張ってください」という送辞と共に、在校生全員による歌「大空が迎える朝」が送られました。在校生の心のこもった歌声は体育館中に響き渡り、卒業生の心に届いたことと思います。
最後は、卒業生代表児童が6年間の思い出やこれまでの感謝、中学校へ向けての抱負を答辞として堂々と述べ、卒業生全員で体育館に一堂に会す人たちへ歌を送りました。一所懸命に歌う一人一人の顔を見ていると自然と涙があふれてきました。
卒業生には、自分の無限の可能性を信じ、努力を重ね、たくましく自分の人生を切り拓いて行って欲しいと思います。
3月17日 スリランカの女優さん来校
スリランカの女優さん来校
Sri Lankan actress visits Hyuga Elementary School
本校のスリランカの子供たちの支援に当たってくださっているサジー先生のご紹介で、スリランカで有名な女優であり歌手でもあるラトナー ラーラニ(Rathna Lalani)さんにご来校いただきました。
ラトナーさんはスリランカの衣装を身にまとい、2年生の子ども達に歌を披露してくださったり、楽器でリズム打ちをさせてくださったりしました。一番子ども達が喜んだのは、輪になって「だんごむし」という歌を歌いながら踊ったことです。
本校にはスリランカの子ども達が多く通っているので、お友達の国の文化を知る機会となりました。また、改めて、スリランカの子ども達が母語と共に英語、日本語を話せることにも尊敬の念が生まれました。
スリランカでラトナー ラーラニさんは、7:30~13:30は学校で音楽や演劇の先生としてご指導なさり、13:30以降は女優さんや歌手としてご活躍なさっています。ちなみに、現在スリランカのドラマ「パータクルッロー(Paatakurullo)」というドラマにご出演なさっています。
3月6日 6年生を送る会
6年生を送る会
The 6th Grade Farewell Party
お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝える会を行いました。これまで学校のために、下級生のために頑張ってきてくれた6年生に在校生は自分たちの気持ちを届けようと、練習を重ねてきました。
各学年の発表では、日向っ子みんなが自分の命をきらきらと輝かせながら、6年生に感謝の気持ちを合唱、合奏、劇、呼びかけなどで表現していました。また、見ていた人みんなが頑張る姿に大きな拍手を送っていました。特に、6年生は誰よりも大きな拍手を送ってくれました。これは相手の頑張りを認め、その人の存在を大切に思っている姿そのものです。
6年生のみなさんには、在校生に向けて劇の中で見せてくれたように、将来の自分に向かって困難な事があっても自分らしく歩んで欲しいと思います。下級生も先生方もおうちの方も地域の方も応援しています。
2月28日 6年生を送る会の練習
6年生を送る会の練習
Rehearsal for The 6th Grade Farewell Party
3月6日(木)に行われる6年生を送る会に向けて、お世話になった6年生に感謝の気持ちを届けようと、どの学年も合唱や合奏の練習をしています。合唱や合奏、呼びかけなどを通して、一人一人が自分自身の役割を果たしたり、友達と協力して発表を作り上げたりすることで、自信を深め、自己肯定感も向上していきます。特に、5年生は当日の運営を担っていることから、6年生を送る会を成功させようと、クラスみんなで声を掛け合いながら準備を進めています。
当日は一年間の学習成果の発表の場でもあることから、成長した子供たちの様子をご覧いただけると幸いです。
なお、6年生を送る会は9:00~11:00、その後、全国的に有名な教育アドバイザーの隂山英男先生をお迎えして講演会「常識を破って子供を伸ばそう」を予定しております。是非、ご参加ください。
2月21日 漢字集中速習学習
漢字集中速習学習
Kanji Intensive Quick Study
学力検査が終わり、あと1か月で子ども達は進級します。この1か月間を、来年度に備えて充実した学びの時間にするために、次学年の新出漢字を授業で行うこととしました。これは教育アドバイザーの隂山英男先生から直接ご指導を受けた教育実践です。(1月21日の校長室からを参照)
子供たちの「えっ!新しい漢字?」「やってみたーい!」という驚きとやる気の言葉が各クラスから聞こえてきました。学び方は、時間をかけて丁寧に指導して授業を進めるのではなく、「集中速習」と言うくらいスピード感をもってテンポよく、短い時間でどんどん進めていきます。
最初、その速さに戸惑っていた子供たちも、だんだんスピードやテンポに慣れてくると、どの子も集中してドリルに取り組み始めました。はじめに例文を音読し、その中にある新出漢字の書き順を習って指書きし、その後3回さっと「鉛筆シャープ」という文具を使って練習。再度、例文に戻り、新出漢字のみをなぞり書きして、テストです。
これまでのゆっくり丁寧な指導によって受け身だった姿勢から、スピードとテンポにより、子ども達が学びに対して主体的になり、「できない」「わからない」という思いを持つことなく、自ら学ぼうという姿勢に変化していきます。4月の初めには、その学年の漢字をざっと読み書きできることで、教科書をスラスラ読めて、学習へのモチベーションが上がることを期待しています。