校長室から
12月7日 教員研修(特別活動について)
Teacher training (on special activities)
12月6日に放映されたNHKの「クローズアップ現代」をご覧になったでしょうか。
多くの大人が自身の小学校生活で覚えていることは、国語や算数などの授業ではなく、運動会や修学旅行などの学校行事、給食や委員会、クラブ、日直などの当番活動などではないでしょうか。これらはすべて、学校の教育課程のうち、「特別活動」に分類されます。
ところが、コロナ禍が収束した今、多くの学校で学校行事が縮小されていることが話題になっていました。現に、今年度の山武地区管内の小中学校の多くは、運動会をはじめ、遠足などの学校行事を削減・縮小したことが明らかになっています。
教員の働き方改革も重要な課題ですが、それによって、子どもたちの学びの場が安易に削減・縮小されるとなれば、本末転倒です。
改めて、それらの行事や活動の意味や目的を問い直し、質の高い教育活動を効率的・効果的に行うにはどうしたらよいかを考える時期に来ているのだと思います。
今回の校内研修では、来年度の教育計画を考えるうえで、このことについて考える場をもちました。
12月6日 感染症に留意しながらのマラソン練習
Marathon training while keeping infectious diseases in mind
とうとう日向小でも、インフルエンザが流行し始めました。
欠席や体調が悪い子どもが増え始めた学級は、マラソン練習への参加を控え、元気いっぱいな学級を中心に全校マラソンの練習に取り組みました。
走った後も、いつも以上に手洗いやうがい等を呼びかけ、換気や消毒等、コロナ禍で身につけた感染症対策を全校で徹底しました。
これに伴い、12月8日に予定していたマラソン大会は、3・4年生は予定どおり行いますが、1・2・5・6年生については、13日に延期することとしました。
詳細については、「さくら連絡網」でもお伝えしたとおりです。
引き続き、子どもたちの健康管理について、ご理解とご協力をお願いいたします。
12月5日 ちばっ子学びの未来デザインシート(3年)
Chiba Prefecture's Measures to Improve Academic Achievement
3年生が、ちばっ子学びの未来デザインシートに取り組みました。
問題は、子どもたちのタブレット端末に示され、子どもたちは、タイピングして文字入力したり、選択肢から一つ解答を選んだりして問題を解いていきます。
いわゆる国語や算数といった教科テストではなく、実生活で生きる力として学んだことが活用できるようになっているかをみるテストです。
千葉県が独自に行っているタブレット端末を活用したテストで、子どもたちの学力向上や教師の指導力向上のために活用されます。
12月4日 イングリッシュイベント開催
English Event Held
本校のALTが所属するハートコーポレーションのご協力で、イングリッシュイベントが体育館で開催されました。
これまで学んだ英単語や言い回しなどを活用してActivityに取り組み、最後には、クリスマスが近いということで、サンタさんへのお願い事をメッセージカードに書きました。
今の子どもたちは、どんな物が欲しいのだろうと思いながら願いごとを見ていましたら、多くの子どもが「スマホが欲しい」「スイッチが欲しい」と書く一方で、「身長が伸びますように」「歌手になれますように」と、七夕のお願いごとのようなものまで様々でした(笑
なお、子どもたちのそれぞれの願いが書かれた「クリスマスツリー」は、体育館に掲示していますので、ご来校の際にご覧ください。
体育館の大きなスクリーンを使って英語活動 |
サンタさんへの願いを書く子どもたち |
12月1日 英語の授業(3年生)
English class (3rd grade)
久しぶりに、英語の授業に飛び入り参加しました。
ALTのエマさんと掛け合い?ながら、前の時間に学んだ英単語や言い回しを振り返りながら、3年生と英語活動に取り組みました。
電子黒板のデジタル教科書は思った以上に便利で、子どもたちの視覚・聴覚を刺激しながら、英語に親しむことができるようになっており、改めて時代の変化を実感しました。
子どもたちが、I Know! I Know! と手を挙げて指名を待つ姿や、間違った回答にもエマさんが、Good Challenge! と返す光景が「当たり前」になっているというのも、一昔前では見られなかった姿です。
将来が楽しみです。
11月30日③ 嘔吐物処理の校内研修
In-school training on vomit disposal
近隣の市町では、インフルエンザ等の症状が多くみられるようになってきたようです。
今後は、本校でも、体調が急変する児童が増えてくる事態が想定されます。
そのため、子どもたちが下校した後、養護教諭を中心に、教室等で児童が嘔吐した際に、どのように嘔吐物を処理すべきかについて、具体的な方法や校内体制について確認し合う研修を行いました。
給食時に嘔吐した場合、周りの児童をどこにどう避難誘導するか、その際の必要な人員をどう確保していくかについて話し合いました。
まずは、手洗いの励行等はもちろん、十分な睡眠時間の確保など規則正しい生活を送ることができるよう、声をかけていきたいと思います。
職員室の電子黒板で動画視聴する教職員一同 |
質疑応答で補足説明する養護教諭 |
11月30日② PTAバレー県大会出場!(成田にて)
Participated in the PTA Volleyball Prefectural Tournament! (At Narita)
見事に地区予選を優勝で飾り、山武中との合同チームは、県大会に出場しました。
一回戦目からネット際での激しい攻防が繰り広げられ、最後まで目が離せないほど拮抗した良い戦いでしたが、惜しくも勝利を逃してしまいました。
それでも、試合後の笑顔は晴れやかで、すがすがしい県大会での戦いとなりました。
お疲れさまでした。
11月30日① 講師を招いて書き初め練習
New Year's calligraphy practice with an instructor
今年もまた、3~6年生を対象に、講師を招いて書き初めの練習を行いました。
特に3年生は、大きな筆を使って書くことが慣れていないために、筆のおき方や墨のつけ方など、一つ一つ丁寧に、やさしく教えていただきました。
武道場の畳の上で行う練習の場は、静かに、凛とした緊張感に漂い、子どもたち一人一人が、真剣に向き合っていました。
11月29日② マラソン大会の初めての試走(低学年)
First trial run
子どもたちが安心してマラソン大会の本番に臨むことができるように、試走を行いました。
特に、1年生にとっては初めてのマラソン大会です。本番の雰囲気を確かめながら、実際の距離を走り、走路や応援の方法なども確認することができました。
11月29日① 日本語教室のオフ会?
Off-line meeting of Japanese Language Class ?
千葉大学国際教養学部の小林先生や佐々木先生の御指導をいただきながら、外国人児童を対象に進めてきたオンライン日本語教室は、時々、学生たちが本校に来校する「オフ会」と並行しながら、少しずつ成果が見られてきました。
今回は、子どもたちがカメラを手にしながら、来校した大学生を校舎案内し、お気に入りの場所を撮影・印刷し、掲示物をつくり上げていくという活動を行いました。
いつもの「教えてもらう」という受け身の学習ではなく、自らが体を動かし、意思をもって日本語を使いながら活動に取り組むことで、「自ら学ぶ」学習が成立していました。
私たちが、彼らを「日本語ができない子」と認識することは、知らず知らずのうちに、子どもたち自身を否定的に評価することにつながってしまいます。
そうではなくて、現時点で彼らには、タミル語やシンハラ語、英語や日本語などの複数の言語が、未熟ながらも「ある」という認識が大切です(複言語主義)。それらをそれぞれ文化的背景とともに対等に、積極的に認めつつ、総体の力としての「ことばの力」として伸ばしていくことが、一人の人間としての存在を尊重することにもつながるのだと思います。
日本語だけでなく、必要に応じて様々な言語を使いながら学習活動に取り組む子どもたちの笑顔が、この考え方の重要性を物語っていました。
大学生を校舎案内する児童たち |
お気に入りの場所を写真撮影しコラージュ |