校長室から
7月12日 のこぎりを使って工作(4年生)
4th graders making crafts with saws.
図工室から、にぎやかな声と音が聞こえてきました。
のぞいてみると、子どもたちがそれぞれのこぎりを手にして、板を切っています。思い思いの形に切ってみて、どんな形に見えるか見立てて、工作していくようです。
まずは、何よりも、のこぎりで板を切るという体験が大切。
先日、スリランカから転校してきたばかりの友達も、見よう見まねで板に線を引き、のこぎりを器用に使っていました。
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7月11日 6年生の水泳学習
6th graders learn to swim.
今日は、6年生と一緒にプールに入り、水泳指導に加わりました。
6年生とはいえ、やはり水に慣れないうちは体が硬直しているのか、動きもぎこちないのですが、広いプールをたった40人余りの人数で泳ぐので、何度も練習をする機会があるせいか、1時間も経たないうちに次々と泳げるようになる子が続出していました。
卒業を迎える子どもたちとの最後の夏。よい思い出の1ページになりました。
7月8日 野菜の観察(2年生)
Second graders observed vegetables.
「大きさは、どれくらい?」
「ナスは、いくつあった?」
校長室前に並べてある鉢には、それぞれ見事なナスやトマトがなっています。
今日は、これまで育ててきた野菜を観察し、ノートにまとめている姿が見られました。算数で使い方を覚えたばかりの「ものさし」を直接当てて長さを測っている子どもや、ナスを手に取ってその重さを確かめている子どももいます。
「早く大きくなあれ」と願いを込めて見つめられていた野菜たちも、子どもたちの成長に伴い、数字を使って具体的に測定される対象物として観察されるようになりました。
7月7日 宿泊学習(5年生)
5th graders are havng an overnight study program.
5年生にとって、初めての宿泊学習が始まりました。場所は、千葉県立東金青少年自然の家です。
出発する前から、子どもたちからは、「楽しみで仕方ない」様子が見て取れ、思わず「楽しみですね」と声をかけましたら、すぐに「はいっ!」と大きな返事が返ってきました(笑)
これもまた、今日までに様々な準備や計画を進めてきたからであり、「本番」である今日という日を迎えて、より一層見通しが持つことができている表れだろうと思います。
こんな「ワクワク」感をもって臨むことのできる5年生たちがまぶしく見え、代表児童の「すぐに誰かに頼るのではなく、まずは自分の力でやってみよう」という言葉からは、頼もしささえ感じました。
おかげさまで、天候にも恵まれ、夕方のキャンプファイヤーも涼しい風を感じながら、体いっぱいで楽しむことができました。
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7月6日 日向小の環境整備
Environmental Improvement
子どもたちを取り巻く環境が及ぼす教育的効果については、なかなか数値には表せないものの、美しい環境は、子どもたちの言動に明るさや落ち着きをもたらすことは、私たちは肌感覚で知っています。
明日は、七夕。多くの子どもたちが通る教室前の廊下には、天の川を連想させる美しい掲示物が飾られています。階段から降りてすぐに目に飛び込んでくる掲示物に、
「あ~、明日は七夕だからか~」
とつぶやく子どもの姿もありました。
広い校庭にもかかわらず、石庭の砂紋を思わせるような美しさで日々整備してくれるスクールサポートスタッフがいます。
こうした美しい環境整備のおかげもあって、子どもたちは笑顔で過ごすことができているのかもしれません。
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7月5日 部活動に取り組む子どもたち
Chidren are engaged in club activities.
山武郡市の陸上大会が終わり、日向小では、球技部、金管部、体操部の部活動が始まっています。原則として、月・木曜日以外の朝・夕に、4年生以上の希望する子どもたちが、練習に取り組んでいます。
早くに登校した下級生も、そうした練習の姿を、憧れの目で見つめています。
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7月4日 改めて表彰式(オンラインにて)
The awards ceremony was held at the school assembly.
先日の山武郡市陸上競技会で、男女総合優勝、男子総合優勝により頂戴したトロフィーの授与をはじめ、大会新記録賞や各種目別に入賞した子どもたちを表彰式を行いました。
今なお、コロナ感染のおそれから、各教室の電子黒板を通じて、オンラインで行うこととしました。
さすが総合優勝するだけあって、入賞者数が多く、結果的にのべ24名分の名前が呼ばれ、表彰されました。
本校のウェブサイトにも、改めて栄光の証として、トロフィーの写真を掲載しました。
改めて、おめでとう!
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7月1日② 薬物乱用防止の授業(6年生)
Drug abuse prevention classes were held.
今年もまた、6年生を対象に、薬物乱用防止の授業を行いました。千葉県警察本部少年課外房地区少年センターから講師をお招きして、映像教材や薬物の実物見本等を見せてもらいながらの授業でした。
終末には、教えていただいたことをもとに、「中学校に進学して先輩から誘われても、きちんと断ることができるか」など、身近な人から誘われたときの断り方を学ぶために、ロールプレイング(即興劇)を行いました。
「先輩」や「知らない人」に扮した講師の先生からの巧みな誘いにも、はっきりと「イヤだ」と断ることのできた友達に、笑いとともに大きな拍手が送られました。
子どもたちの命や人生を蝕む薬物の怖さについて、こうした形で学んだことで、少なくとも「断ることは、当たり前」になったのではないでしょうか。
7月1日① 造形遊びを楽しむ子どもたち(2年生)
Children enjoying figuative play!
5年生を担任する西田先生は、2年生の図工も担当しています。今日の図工は、体育館で造形遊びです。ただの古新聞が、子どもたちの手にかかると、あっという間に、芸術作品に変わります。
友だちと一緒に新聞紙を丸めたり、ちぎったりしているうちに、着想するのかもしれません。
「僕は、最新式のロボットになる~」
と、楽しそうな声を上げながら、身にまとう新聞紙を増やしていきます。
暑さをものともせずに、想像力と創造力とがあいまって、楽しい時間を過ごしました。
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6月30日 学校探検で校長室訪問!(1・2年生)
First and Second graders explorted the school.
「失礼しま~す」
元気よく、2年生が1年生の手を引いて、校長室にやってきました。
「ここは、校長室っていって、校長先生がいるんだよ」
と、廊下からは、1年生に優しく教える2年生たちの声も聞こえてきます。
みんなそれぞれ「探検バッグ」を持って、おそるおそる校長室に入ってきたので、
「みんなの教室と、校長室は、何が違いますか?」
と尋ねてみました。
すると、「狭い」「花がいっぱいある」「金庫がある!(金庫はありませんが…)」「(置き)時計がある」「ソファがある」と口々に気づいたことを話すうちに、あっという間にほぐれてきたのか、
「お客様ですから、どうぞソファにお座りください」
と促すと、ほっとしたように、足を伸ばしてのんびり。
校長室のほか、理科室や家庭科室などの特別教室や、お兄さん・お姉さんのいる上級生の教室などを探検したあと、
「時間が余ったので、また来ました~」
と2度目の校長室訪問。慣れた2回目では、校長室内のいろいろな扉を開けて、「探検」を堪能していました(笑)。
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6月28日② 学校運営協議会が開かれました
School management concil meeting was held.
山武市の新教育長として着任されたばかりの内田淳一教育長にもご臨席賜り、学校運営協議会が開かれました。
4月からの3カ月間で、日向小の子どもたちの活躍ぶりや、学習面や生活面での様子のほか、広い敷地の草刈りをはじめとする環境整備の維持等、日向小が抱える課題についても共有し、様々な情報交換を行いました。
特に、話題の中心になったのは、災害時等に日向小が避難所になった場合、どう運営していくかということについてです。幸いにも、学校運営協議会の委員に、消防関係の方がいらしたので、より現実的な情報交換を行うことができました。
今後の「想定外」も含めた有事に備えて、様々なシミュレーションを行い、準備を進めていきたいと思います。
6月28日① ぬるいプール
The water in the pool is lukewarm.
連日、当たり前のように30度を超える日が続き、さぞ子どもたちも、水泳学習を喜んでいるだろうと思っていたら、今日の午後、プールに入ったばかりの5年生からは、
「ぬる~い」
という不満そうな声。さすがの暑さに、温水プールのように温まってしまったようです。それでも、コース別の学習が始まると、いつものように歓声が上がっていました。
また、当然ながら、子どもたちがプールに行っている間の教室は、蛍光灯やエアコンを切っていますので、水泳学習は節電にも一役買っています。
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6月27日 梅雨明け! 植物もぐんぐん育っています
Plants are growing rapidly.
史上最短といわれる梅雨が明けました。これからますます厳しさを増す暑さも、また同時に水不足等についても心配されます。学校としても、節電・節水に心がけながら、エアコン等を上手に使い、熱中症対策を行っていきます。
一方で、低学年が植えたさつまいもや、2年生の育てている野菜たちは、順調に成長しています。今日は、2年生が、トマトやピーマンの収穫をしていました。
暑さ指数を常時計測し、状況によって運動制限をします |
朝日を浴びるさつまいも畑 |
採れた~ |
大きい~ |
6月24日 修学旅行(2日目)富士山→箱根
Sixth graders spent two energetic and productive days!
朝から晴天の2日目。旅館から河口湖越しに、富士山もようやくその姿を見せてくれました。
と、喜んでいたのもつかの間、富士山に近づくにつれ、台風のような暴風雨の中を突き進むバス。
富士山の五合目に到着した頃には、雨はやんでいたものの、冷たく激しく吹く風に、吹き飛ばされないように歩くのがやっとという状況でした。
それでも、土産物屋に入ると、「先生、黒たまごっていくらするんですか?」と、次の大涌谷での土産物屋での買い物のことも考えて、手元に残るお金を計算しながら真剣に品物選びをしていました(笑)
富士山五合目を後にしてからの大涌谷でも暴風はやまず、富士山をバックにした記念撮影は断念せざるを得ませんでしたが、次に訪れた箱根関所記念館前で、ようやく記念撮影をすることができました。
帰りのバスの中で、この2日間の振り返りをしましたが、多くの子どもたちが、1日目の班別の活動で起こったハプニングのことについて触れていました。
やはり誰かに連れて行ってもらうような活動よりも、自ら計画を立て、状況を見ながら予定を変更し、友だちと協力し合うといった活動の方が、より多くの学びがあるのだということを再認識したところです。まさに、「夢中を楽しんだ」ひとときだったのではないかと思います。
今回の修学旅行での経験を踏まえ、休み明けには、改めてこの2日間を子供たちと振り返り、今後、よりよい修学旅行にするにはどうしたらよいか、次年度に向けて改善案を検討してまいりたいと思います。
旅館からの朝の眺望 |
旅館での朝食 |
富士山五合目での買い物 |
大涌谷で暴風の中土産物屋へ… |
箱根関所前での記念撮影風景 |
関所内を見学する子どもたち |
遅めの昼食はキーマカレー |
保護者の方々がお迎えに(ありがとうございました) |
6月23日 修学旅行(1日目)鎌倉→河口湖
Sixth graders are on a two-day and one-night school trip.
6年生は、今日から一泊二日で、鎌倉・箱根へ修学旅行です。朝早い出発のため、ご家庭のご協協力により、多くの子どもたちが続々と見送りの車に乗って登校しました。
梅雨時期ではありますが、雨も降らず、炎天下でもなく、時折吹いてくる風は心地よく、修学旅行初日としては上々の気候でした。
初日の今日は、昼食をはさんで鎌倉周辺を約4時間ほど、10グループに分かれて活動しました。それぞれのグループが今日までに立ててきた計画に従って、長谷寺や銭洗弁財天、建長寺を回ったり、歴史文化交流館等の施設を訪れたりしました。昼食は、小町通りのお店へ。なぜか大手ファストフード店を選ぶグループも…(笑)
迷ってしまっては一大事ということで、予めそれぞれのグループにGPS機能付きの携帯電話を持たせていましたが、そこはさすがの6年生。そんな機器に頼ることもなく、全員無事にゴール地点の鶴岡八幡宮に到着することができました。到着できたみんなで撮影した写真は、一生の思い出になることでしょう。
鎌倉を出ると、本日の宿泊地である河口湖畔のホテルへ。晴天であれば、河口湖とともに富士山を眺めることができるホテルだったのですが、あいにくの濃霧と曇天で見ることはかないませんでした。
それでも、コロナ感染万全の和室の宴会場へ行くと、豪華な夕食が整えられていて、会場に着くやみんな口々に「すごい」。
おいしくいただいたあとは、部屋で秘密の(?)楽しい時間を過ごし、お風呂へ。
明日は、いよいよ富士山・箱根へ行く予定です。気温が今日よりも上がる予報ですので、熱中症にも気をつけて、一つでもよい思い出が作れるようにしたいと思います。
追伸:すでに「2泊したい」という声が聞こえてきます…。おやすみなさい。
6月22日 八街市の先生方による授業参観
Teachers from Yachimata City came to observe a class using ICT.
八街市内のすべての小・中学校の教務主任の先生たちが、電子黒板やタブレット端末等のICT機器を使った本校の授業を見に来られました。
従来の黒板を取り払って、すべて電子黒板にして授業を行っていることに対して、皆さんが驚かれていました。また、日向小の先生たちだけでなく、子どもたちも当たり前のようにタブレット端末を使いこなしている姿に、刺激を受けた先生方もおられたようです。
一足早く取り組んでいる本校ですが、より質の高い授業を展開することができるよう、さらに研鑽を積んでいきたいと思います。
本日参観された先生からの言葉を一部ご紹介します。
・八街市にはないソフト(コラボノート、スカイメニュー等)を有効に活用されていて、とても勉強になりました。また、黒板の代わりに電子黒板を入れて授業を行うことの良さや工夫を知ることができました。社会科の授業で行われていたように、児童が各自新聞を作成し、先生が電子黒板に映しながら評価をしている様子を見て、このように活用していくことがこれからの学習には必要だと感じました。本日は誠にありがとうございました。(小学校の先生から)
・子供たちが、あたりまえのように活動している姿が印象的でした。中学校との今後のつながり、更にこの子供たちが高校生になるころまでに、それぞれが、機器も教員も変わらなければならないとあらためて考えさせられました。本日はありがとうございました。(中学校の先生から)
熱心に授業を参観する先生たち
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授業参観後、実際に電子黒板に触れてみる先生たち |
6月21日 下校時、バスを降りた後が危ない!
Be careful after getting off the bus!
日向小では、約8割の子どもたちが、スクールバスを使って通学しています。毎日、4方面から4台のバスが学校を出入りする姿は、なかなか迫力があります。
今日は、本校で千葉県通学路推進事業の第1回実践委員会が開かれました。学校運営協議会委員長の伊藤様をはじめ同委員会から川島様、北原様、山武中学校区内の小学校の教頭、山武市教育委員会、東上総教育事務所から指導主事らが集まり、本事業の趣旨等を改めて確認しながら、活発な情報交換がなされました。
とりわけ、日頃から子供たちの登下校の様子を見守っていただいている学校運営協議会の伊藤様から、
「バスが停留所で停まるたびに、後ろからすごいスピードで追い越していく車がある。今のところ、子供たちは安全に道路を渡っているようだが、今後のことを考えると何か手を打った方がよいのではないか」
という問題提起がありました。この言葉を皮切りに、「ガードレールの内側の草が生い茂っていて危ない箇所がある」「バス停で下車してから自宅までかなりの距離がある家庭があるようだ」等、様々な情報が寄せられました。
日頃から日向小の子どもたちが、地域の方々にどれだけ見守られているかを再認識するとともに、改めてスクールバス通学ならではの注意点等が浮かび上がってきました。
特に下校時、運転手以外に大人のいないバスの中で、友達と楽しい雰囲気で語り合いながらバスを降りた際に、どれだけ気持ちを切り替えて、交通安全に気を配ることができるかという点については、今後、何らかの対策を立てなければいけないということについて再確認した会でした。
4台のバスが児童昇降口前に並びます
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「さようなら~」4台のバスを見送る先生たち ↑ 6月13日の下校時 |
6月20日 今年度初の水泳学習
First time learnig to swim
気温・水温ともに良好。いよいよ令和4年度の水泳学習が本格的に始まりました。今年度初めての水泳学習は、3・4・5組から開始です。
まずは水慣れからということで、水位を低くするための台を敷いた上で、先生方から水を浴びせられる中を、歩いてみたり、浮かんでみたりする遊びを行いました。
どの子たちも、楽しく水泳学習に取り組むことができました。
6月17日 4年生による社会科見学(浄水場・クリーンセンター)
4th graders took a social studies field trip.
4年生と一緒に、浄水場とクリーンセンターへ社会科見学に行きました。出かける前に、
「浄水場って、どんなところだと思いますか?」
という私の問いかけに、
「蛇口がいっぱいある…?」
という「予想」を立てていた子どもも、実際に行ってみて「水をつくっているところ」という説明にうなずきながら、浄水場の仕組みについて、熱心にメモしていました。
また、クリーンセンターでは、令和15年で最終処分場が終了となる見込みであることも知り、「ごみの問題を解決するために、私ができること」について、考える場もありました。
きれいになった水を送り出す水道管を見学 |
水量をコントロールするコンピュータ室も見学 |
ごみを分別する方の服装を装着 |
みんなが乗ると何kgかな? |
6月16日 3年生による社会科見学(山武市内)
Third graders took a social studies field trip.
3年生が、タブレット端末を手にして、山武市内の社会科見学に出かけました。山武市の市役所や日向駅、成東駅等を訪れ、土地の様子について分かったことを、タブレット端末を使って、新聞づくりに取り組みました。
市役所では、忙しい合間を縫って、わざわざ松下市長が子どもたちのために出迎えてくれました。また、議場では市長の席にも座らせていただくなど、貴重な体験をさせていただきました。
新聞づくりでは、以前ご紹介したコラボノートを使って、それぞれが調べて分かったことや気づいたことなどをまとめています。担任の生駒先生もパソコンを通じて、子どもたち一人一人とやり取りをしながら新聞づくりを進めています。
あたたかく迎え入れてくださった松下市長 |
タブレット端末を手に取材に余念がない子供たち |
コラボノートで新聞づくり |
先生とのコメントのやり取りも活発です |