校長室から
7月7日 宿泊学習2日目(5年生)
Second day of overnight study (5th graders)
5年生の宿泊学習2日目は、晴れたのですが、気温もぐんぐん上がる中、ウォークラリーを行いました。
スタートしたとたんに迷子になる子たちもいましたが(笑)、おかげさまで無事にみんなゴールに到着しました。
最後は、工作体験も行い、東金青少年自然の家をあとにしました。
いつもは元気いっぱいの5年生も、学校に到着した頃には、へとへとに疲れているようでしたが、それでも表情には、達成感が感じられました。
7月6日 宿泊学習1日目(5年生)
Overnight stay study day 1 (5th graders)
5年生が、東金青少年自然の家で宿泊学習(一泊二日)を行っています。
1日目は、火起こし体験や野外炊飯のカレー作りなどを行った後、キャンプファイヤーを行いました。
これまでの準備期間で、6年生がキャンプファイヤーのスタンツ(ダンス)を「伝授」していました。なんでも日向小の伝統にしたいのだとか。
確かに今の6年生は、コロナ禍の影響もあり、結果的に、新日向小として初めての5年・宿泊学習を経験した初代の学年です。
♪ジンギスカ~ン の音楽とともに、毎日のように教室で楽しそうに踊っていましたが、日が暮れて、キャンプファイヤーの火の前でこの音楽が鳴ると、もう興奮は絶頂に達していました(笑)
宿泊棟のエアコンの故障により、冷房の効く部屋でテントを張って寝ることになっていましたが、所員の方々のご尽力のおかげで、子どもたちにとっては、これもまたよい思い出になったようです。
7月5日 大掃除
Major Cleanup
あと2週間余りで1学期が終了します。
各学年・学級では、学期末の学習の締めくくりを行っているところですが、今日は、日頃手の届かない場所を1時間かけてしっかりと掃除しました。
1年生も、両手を上手に使ってしっかりとぞうきんをしぼり、床の水拭きをしていました。また、机の脚の裏のほこりなども丁寧に取ることができました。
7月4日 シャボン玉とんだ
Soap bubbles flew.
小学校1年生の子どもたちが、シャボン玉をつくって遊びました。
シャボン玉液をストローに入れて、吹き込み始めると、
「できた!」
美しいシャボン玉が空に浮かぶ様子を見て歓声を上げ、シャボン玉を追いかけて、触ったり、割ったりして、楽しく遊びました。
存分に遊んだ後は教室に戻り、したことや感じたことなどを日記に一生懸命書いていました。
7月3日 全校集会
School-wide Assembly
当初の計画では、久しぶりに体育館に全校児童が集まり全校集会を開く予定でしたが、気温が高かったため、オンライン全校集会に変更しました。
これまで準備してきた代表委員や図書委員の子どもたちは体育館に集まり、各教室とZoomでつないで全校集会を行いました。
図書委員会の子どもたちは、「読書通帳をがんばりましょう」「図書室の本を借りましょう」といった呼びかけのほか、学年別の推薦図書の紹介や、絵本『はらぺこあおむし』の読み聞かせなどを行いました。
後半は、「校長先生と、全身を使った全校じゃんけん」でした。
進行の子どもたちが、「最初はグー」というたびに、毎回、壇上でしゃがまなければならず、ちょっとしたスクワットの連続を強いられましたが(笑)、各教室では大盛り上がりだったようで、何よりでした。
6月30日 第1回授業公開
1st Open School
例年の保護者参観(オープンスクール)とは異なり、今回は、地域の方々や学校運営協議委員のほか、他校の先生方や教育委員会にも広く周知したところ、30名余の方々においでいただきました。
本校の教員も子どもたちも、当たり前のように電子黒板やGIGA端末を活用している姿を見て、羨望のまなざしとともに驚きの声が寄せられました。
また、本校の研究の「健康教育」や「金銭教育」にも関心を寄せていただき、多くの方々から、「また次回(11/11)も来たい」とおっしゃっていただきました。
平日にもかかわらず、多くの保護者の方々にもご参観いただきました。この場をお借りして、感謝申し上げます。
他校の先生や教育委員会からも来校されました |
おなか元気教室(ヤクルトから講師招聘) |
心と体のつながり(養護教諭による授業) |
薬物乱用防止教室 |
野菜が大きくなる秘密発見(栄養教諭による授業) |
のこぎりを使って(図工) |
お家の人とも相談(金銭教育) |
授業公開後、給食試食会も行いました |
6月29日 4校合同学習会
Joint study group of four schools
山武中学校、睦岡小学校、山武北小学校と本校の4校の特別支援学級の子どもたちが、さんぶの森中央体育館に集まり、合同学習会を開きました。
コロナ対策で、昨年度までは4校をオンラインでつないで交流を図っていましたが、今年度は、久しぶりの対面での合同学習会となりました。
今年の進行担当は、日向小の子どもたち。これまで何度も教室で練習してきていたため、落ち着いて、明るく堂々と会を進めることができました。
エアコンのきいた体育館だけでなく、外の公園等も使って楽しいレクを行いました。どの学校の子どもたちからも、大きな歓声が響きました。
6月28日 社会科見学(4年生)
Tour of Cleaning plant and Water treatment plant
4年生が、午前中は清掃工場、午後は浄水場に校外学習に出かけました。
いずれも私たちの日常生活を支える大切な仕事であり、日頃の「当たり前」が当たり前ではないことに気づくよい機会となりました。
山武市の水は、雨水が地下にしみこんだ地下水をくみ上げ、ろ過等の処理を行って水を飲むことができていることを知った子が、
「ここ(浄水場)で働く人は、やっぱり雨が降ると嬉しいんですか?」
という質問をしていました。雨が降らないと失業してしまうのではと心配したようです(笑)。
社会科の学習の一環で行いましたが、自分たちの生活を支える仕事に従事する人に直接触れ合うというキャリア教育としても意義深い校外学習となりました。
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6月27日 部活動開始
Start of club activities
球技部と体操部の部活動の練習が始まりました。
昨年度とは違って、今年度から朝練習や教員の勤務時間外での活動はやめましたので、その分、限られた時間で何ができるか、指導者はもちろんですが、子どもたちも考え始めています。
また、気温が高くなってきていますので、水分補給などはもちろん、WBGT測定器などを使いながら、熱中症対策にも配慮し、練習を進めていきます。
「なんか、できなくなってる~」
以前は軽々とできたはずの技ができず、うろたえていた子どもたちも、少しずつ勘を取り戻しながら練習に取り組んでいました。
6月26日 月例テスト
Monthly test
今月も全学年で月例テストを実施しました。
1・2年生は、問題を解き終わると、担任の先生の所へ行って、直接採点してもらいます。3年生以上は、いつものようにタブレット端末を使って、問題を解いていきます。
これまでに習った基本的な問題がほとんどなので、多くの子どもたちは、既定の時間よりも早めに終わります。
月例テストを終えると、3年生以上のクラスでは、それぞれスクラッチなどのプログラミングに取り組んだり、タイピング練習のアプリを開いてタイピングゲームをしたりしています。
ICT機器の活用のうち、少なくとも個人のペースで進めることのできる個別学習については、教師が口を出さずとも、ほとんど自分たちの力で進められるようになりました。
6月23日 修学旅行(2日目)
School Trip (Day 2)
雨の確率が高いという天気予報でしたが、終わってみれば、雨が降っていたのは移動中だけで、1日目の班別行動も、2日目の富士山五合目での活動・箱根の関所見学などもみな、傘いらずで活動することができました。
終始子どもたちの明るい表情と声に囲まれた2日間でした。
それぞれにとって、よい思い出ができたと思います。
6月22日 修学旅行(1日目)
School Trip (Day 1)
修学旅行の一日目のメインイベントは、鎌倉での班別行動でした。江ノ電の切符の買い方が分からず、みどりの窓口で尋ねたり、道に迷って地元の方々に案内してもらったりと、ハプニングの連続でしたが(笑)、なんとか協力し合って全員無事にゴールにたどり着きました。
ところで、鎌倉の大仏の脇にあるスリランカの元大統領の石碑があるのをご存じでしょうか。
あるグループの子どもたちなどは、初めて見る大仏の見学はそこそこにして通り過ぎ、この石碑を見つけるや「あった!」と叫び、「ありがとうございました」と頭を下げていました(写真)。
敗戦後、日本を4つの国の植民地として分割統治する案まで出ていた中、スリランカの代表が演説した「憎しみは憎しみしか生まない」という言葉が、多くの人々の共感を呼び、日本の植民地化が免れたという史実を、事前に学んでいたからこその行動でした。
この子どもたちの行動を見ていたご高齢の観光客が、関心をもってこの石碑をご覧になっていた姿も印象的でした。
6月21日 木育(5年生)
Environmental Education(5th Graders)
5年生が、日向の森で木育を行いました。これまでの3・4年生と同様に、千葉県森林組合の方々や、SaveEarthFoundation(SEF)の方々に支えられ、薪集め・薪づくりや薪割りを行いました。
5年生は、7月6・7日に、東金青年の家で宿泊学習を行う予定ですが、その際に使用する薪を自分たちでつくるという活動です。
やはりこれまでの3・4年生たちの活動よりも、のこぎりを持つ表情は頼もしく、要領を覚えていくと、何度も何度も機械や木槌等を使って薪を割ったり、のこぎりで必要な薪をたくさんつくっていました。
6月20日 クワガタだ!(朝の風景)
Stag beetle!
「クワガタだ!」
朝から、児童昇降口で、登校したばかりの子どもたちが天井を指さして大騒ぎでした。
一匹の小さなクワガタムシが天井にじっとしてとまっていたのですが、目ざとい子どもたちが登校するや否や見つけ、「見てみて~」「あー、つかまえたーい」から始まり、「うちには、もっと大きいカブトムシがいるよ」などなど、話題は広がる一方でした。
いつもは、通学バスから降りたばかりで、眠そうな顔で登校する子どもたちも、たった一匹のクワガタによって、一気に「覚醒」していました(笑)
昆虫のチカラ、おそるべし。
やはり、いつもと違うことや、実物との対面というのは、子どもたちの本能を呼び覚ますのかもしれません。
6月19日 木育(4年生)
Environmental Education
木育の一環として、4年生が日向の森で、森の中で散策&杉の木でメダルづくりをしました。
森の中での散策といっても、公益社団法人SaveEarthFoundation(SEF)の方々のガイドがついていますので、本格的です。
子どもたちが、森の中で
「あ、なんか赤い実がある!」
「この葉っぱ、見たことがある!」
といった気づきに、解説付きで名前を丁寧に教えてくださいました。それだけでなく、
「今、何か聞こえませんか?」「これ、どんなにおいがする?」
など、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚なども使って観察できるような投げかけもしてもらえるので、物知り博士になったような気分で散策を終えました。
メダルづくりでは、用意されていたサンブスギをのこぎりで輪切りにして、やすりをかけて作成しました。
「そんな細い木はいやだ」と、自ら太い幹の杉の木を選んだものの、のこぎりで切り落とすのは容易ではなく、のこぎりを持つ手を替えたり、両手で持ったりと、ふうふう言いながら真っ赤な顔をして取り組みました。
こうした活動を通して、また一つ、サンブスギとの距離が近くなったような気がします。
6月16日 市内見学(3年生)
City Tour (3rd Graders)
3年生の社会科では、自分たちが住んでいる市について学習します。
バスは、サンブスギに囲まれた海抜約45mの高さに建っている日向小を出発し、今年も「きれいな海水浴場」としてブルーフラッグの認証を受けた本須賀海岸へ。
「きれーい」
到着し、一目見た途端、子どもたちから歓声が上がり、梅雨とは思えないほどの澄み切った青空の下、山武市の豊かな自然を満喫しました。
成東駅の周辺を走るバスの車窓から見えた、14階建てのマンションを見たときには、
「あんな高い所に人が住んでるの? 危ないなぁ」
というつぶやきも聞かれました(笑)
市役所では、あらかじめ用意していた市の職員の方々への質問に答えていただき、一生懸命メモをしていました。
帰りは、それぞれが成東駅で切符を買って電車で日向駅へ移動しました。今回、初めて電車に乗った子どもが10人ほどいて、興奮を抑えながら、行儀よく座っていました。
今回の社会科見学での学びは、それぞれが新聞形式でまとめる予定です。
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6月13日 プール開き
opening of a swimming pool
体育委員の子どもたちの進行で、プール開きを行いました。
体育委員の子どもたちが、これまで休み時間などを使って練習してきた寸劇をいくつも見せながら、プールサイドを走ってはいけないことや、飛び込んではいけないことといった、プールでの学習におけるルールについて、低学年にもわかるように説明してくれました。
午後には、梅雨の晴れ間の晴天のもと、6年生が一番乗りでプールに入って歓声を上げていました。
いよいよ夏の体育学習の始まりです。
6月12日 雨の日の過ごし方
How to spend a rainy day
雨の日が増えてきました。
いつもは外へ出て、元気に体を動かして遊ぶ休み時間も、教室で静かに過ごすしかありません。
ただ、教室の中をのぞくと、それなりに楽しんでいる様子がうかがえます。
2年生の教室では、体の大きさに合わない机の高さを、先生が一つ一つ調節する姿を興味深げにじっと見守る子どもの姿がありました。
また、3年生の教室では、係の子の発案で、友達に絵本の読み聞かせをしていました。
雨の日ならではの過ごし方を工夫して、梅雨を乗り切っていきたいと思います。
6月9日 子ども暴力防止プログラム(CAP)
Child Assault Prevention
3年生を対象に、CAPを実施しました。
私たちが想像する以上に、子どもたちは大人による暴言・暴力等を見たり聞いたり、受けたりしています。中には、性被害を受けているといった事態も起こっています。
にもかかわらず、多くの子どもたちは、よく分からないままに「他の人には、知られてはいけないこと」などとして、ひそかに我慢し、自分の心の中にしまっていることがあります。また、そうした被害を受けたときに、自分自身を責めたりする子さえいます。
こうした子どもの弱みにつけ込む卑劣な大人たちから、子どもたちが自分の身を守るためのプログラムでもあるCAPを受けることで、「信頼できる大人に、頼っていいんだ」と、助けを求める方法を身につけていきます。
今回のCAPに参加した子どもたちは、大声を上げる練習などにも、一生懸命取り組みました。
6月8日 公開授業の準備(研修)
Preparation for open classes
6月30日は、授業公開日となっています。
例年は、保護者のみが授業を参観する日として位置づけている日ですが、今年度は、地域の方や他校の先生方にもご参観いただけるように、広く授業を公開することとしてチラシも配布しています。
すでにご案内のとおり、今年度は、国からはリーディングDXスクールとして、県からは金銭教育の研究協力校として、市からはICT教育推進校として指定されていますので、本校で行っている授業を積極的に公開して行く予定です。
ただし、それによって、教員の過剰な負担が生まれることを避けるため、授業計画等を文章化する学習指導案については、作成しないこととしました。
「何を、どう教えようとしているか」といった計画を文章化することよりも、具体的な授業準備にしっかりと時間をかけ、子どもたちが授業で「何を、どう学んでいるか」という学ぶ姿をきちんと見定めていくことに、もっと重点を置こうと考えているためです。
今回の研修では、当日の授業のねらいや進め方について、健康教育部会と金銭教育部会に分かれ、話し合いを深めました。