校長室から
9月28日 ICT機器活用のいろいろ
Various ways to use ICT equipment
10月は、13日に山武管内の小中学校の先生方が本校に集まり、本校のICT機器を活用した授業公開後、東北大大学院の堀田龍也教授による講演会を開く予定です。
また、23日には、船橋市内の教頭先生たちが集まって、やはり本校のICT教育の状況について視察されることとなっています。
今年度は、文科省からリーディングDXスクールとして指定されているため、機会あるごとに上記のような機会を提供することになっていますが、こうした特別な日だけでなく、本校では、タブレット端末や電子黒板の活用については、すでに日常化しています。
今日の1年生は、生活科の授業で観察したトンボを、ペイントソフトを使って絵を描いていました。また、4年生は、図工の版画をつくるための構想を練るために、インターネット上の画像を参考にしていました。
6年生は、これから3Dプリンターを使って創作活動に取り組みます。特別非常勤講師の川口先生を招いて、すでに実社会で3Dプリンターがどのように活用されているかを動画視聴した後、設計図の描き方について学びました。
これらは、ICT機器の機能のほんの一部です。今後は、特にICTの「C」、Communicationの機能も生かし、子ども同士の対話的な学びにも力を入れていきたいと考えています。
タブレット端末で絵を描く1年生 |
版画の下絵の構想を練る4年生 |
3Dプリンターにデータを入力する方法を知る6年生 |
実社会での3Dプリンターの活用場面を知る |
9月27日② スーパーマーケットでの学習(3年生)
Learning in Supermarkets.
コロナ禍により、昨年度までは、オンラインでの社会科見学でしたが、ようやく今年から現地での見学ができるようになりました。
今回は、3年生によるスーパーマーケット見学です。子どもたちが3つのグループに分かれ、ローテーションでそれぞれが時間を決めて、「店内の見学」・「実際に買い物をする」・「店長さんによる説明を聞く」活動を一通り行いました。
「肉売り場と魚売り場の照明の色が違う! なんで?」
「野菜の前にあるごみ箱みたいなものはなんだろう」
などなど、これまでに何回も訪れているはずでも、「お店の工夫」を探す目になっていることで、様々な疑問を持っていました。
買い物をする子どもたちの手には、お菓子ばっかり…と思いきや、にんじんやごみ袋、片栗粉までいろいろ…。どうやら今日の社会科見学に合わせて、お家の人から買い物を頼まれていたようです。
「マカロニって、どこにあるの~? 買って帰らないとママに怒られる」
など、店内の案内板を頼りに必死に頼まれた商品を探し回る子どもたち。各家庭から与えられた「課題」も、良問ぞろいだったようです(笑)。
2時間ほどの見学時間を有意義に過ごすことができました。
修学旅行のような大きなバスで移動 |
スーパーマーケットに到着 |
店内の工夫を思い思いに探す子どもたち |
店長さんが丁寧に説明してくれました |
特別にバックヤードにも入れてくださいました |
買いたい物を探す子どもたち(500円以内) |
9月27日① 2年生と5年生が合同で体力テスト
Joint physical fitness test for 2nd and 5th graders.
次第にまた暑さがぶり返してきました。
まだ気温が上がらないうちにと、朝一番から2年生の体力テスト(25mシャトルラン)の測定に、5年生たちが手伝いました。
回数を重ねるうちに、自然とお互いに「がんばれ」と励ます声も聞かれました。
毎年恒例となりつつある光景です。
9月26日 今日から4日間は、短縮日課です
Starting today,we will have a shortened daily schedule for the next four days.
今日から4日間は、短縮日課のため、給食後すぐに掃除の時間になります。
1年生も、すっかり掃除の仕方に慣れ、お互いに声を掛け合いながら協力し合って机を運んだり、分担された仕事をてきぱきと進めています。
とても広い校舎を各学年・学級で分担し、15分間で掃除するので、一人あたりの作業量もかなりのものになりますが、中学年以上ともなると、
「机を運びましょう」
といったリーダーの声に、みんなが「はい」と素直に応じて、黙々と掃除を進めています。
9月25日 虫をつかまえに(1年生)
Catching Bugs.(1st Graders)
天高く、ようやく涼しい風が吹き、秋を感じる陽気の中で、1年生が生活科の時間を使って、元気いっぱいにサツマイモ畑の周りで虫とりを行いました。
「見てみて~」
と次々に虫かごをもってきては、つかまえたばかりのバッタなどを見せに来てくれました。
思い思いの場所で、
「あったー!」「いたでしょ」
「ぼく、もう5個見つけた!」「5ひきでしょ」
虫を見つけた・つかまえた喜びの声に、周りの子たちのツッコミ?に似た訂正も加わりながら(笑)、さわやかな秋空の下、明るい歓声が響き渡りました。
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9月21日 体験的な学習
Experiential Learning
連日の運動会練習で、そわそわしていた雰囲気も、すっかり落ち着いた学習・生活モードに変わりました。
3年生は、予想以上に大きく育ったオクラを収穫し、観察していました。
6年生は、電子黒板に投影された動画と自分の手元を見比べながら、裁縫の方法を確認している姿が見られました。
やはり体験的な活動を通して学ぶ子どもたちの目の色は違います。
収穫したオクラを手にする3年生 |
裁縫の方法を動画で確認する6年生 |
9月20日 感染症対策は続きます
Infection Control Continues
すでに報道等でもご存じかと思いますが、給食については、コロナ禍前の時のように、グループの形で会食することが解禁となりました。
ただ、本校では、現在も下の写真のように、給食の時間は、お互いの席に一定の距離を保ち、一方向を向いて黙食に近い形で食べています。
幸い本校では、まだ流行しているわけではありませんが、市内では、コロナだけでなくインフルエンザ等の感染症も増えつつある状況です。
引き続き、ご家庭でも手洗い等の励行をお願いいたします。
9月16日 運動会開催!ご協力ありがとうございました
Sports Day held! Thank you for your cooperation!
強い日差しを厚い雲がさえぎってくれたおかげで、時折吹く風に涼を得ながら運動会を開会することができました。
運動会当日も暑くなることが予想されていたため、先週のうちから「1~5年生の徒競走の中止。午前開催」と、予定を変更していましたが、想定以上の暑さでした。
ただ、多くの観客に、あたたかなまなざしや声援の中で見守られていることもあってか、子どもたちはいつも以上に力を発揮し、全身で運動会を楽しんでいました。
運動会終了後、各教室で「帰りの会」をしている子どもたちを待つ間、多くの保護者の方々に、テント等の片づけにご協力いただいたおかげで、あっという間にいつもの校庭の姿に戻りました。
おかげさまで、週明け早々、子どもたちと片づけることなく、すぐにいつもの生活に戻ることができます。あらためて感謝申し上げます。
現在、「さくら連絡網」を通じて、「運動会アンケート」に、保護者の方々からぞくぞくと多くの感想が寄せられています。半日開催の是非や、徒競走についてのご意見等、様々なご意見も頂戴しているところです。
頂戴したご意見やご感想等や、週明けの子どもたちの振り返りの様子等を踏まえ、次年度以降の日向小の運動会がよりよいものになるよう検討していく所存です。
多くの参観者の前でダンスを踊る全校児童 |
来賓の方々も大勢駆けつけてくださいました |
学校運営協議会会長もチャレンジ走に参戦! |
高学年による綱引き |
応援団ではないけれど、係児童の中で応援合戦 |
6年生による小学校生活最後の運動会ダンス |
片付けも多くの保護者の方々にご協力いただきました |
おかげさまであっという間に元通りの校庭に! |
9月16日 【速報】冷房の効いた部屋を開放します
Open air-conditioned rooms
すでに「さくら連絡網」でお伝えしておりますとおり、本日、予定どおり運動会を開催します。
朝7時現在の暑さ指数は24で「注意」レベルですが、これから昼にかけて気温が上がる予報が出ているため、暑さ対策の一環として、本部テント裏の3教室を開放することとしました。
いずれも冷房が入っていますが、広さに限りがありますので、高齢者の方、小さなお子様をお連れの方、妊婦の方等を最優先に、譲り合ってご活用ください。
9月15日 運動会・前日準備!
Preparation for Sports Day!
いよいよ明日に迫った運動会。
午後は、4~6年生が前日準備を行いました。
その様子を見た下学年の子どもたちに、引率している先生が、
「お兄さんお姉さんが、みんなのために運動会の準備をしてくれているよ~」
と声をかけると、
「ありがとうございま~す」
と口々に言いながら下校する子どもたち。
また、それに応えて手を振り返す上学年の子どもたちも、かつてはそうやって先輩たちに感謝を伝えていた子どもたちです。
運動会をみんなの力でつくりあげていきます。
暑さと雨に警戒しながら前日準備開始 |
サッカーゴールを利用して入退場門づくり |
得点板も協力し合って取り付けます |
遊具は使用禁止です |
保護者席などの誘導コーンの設置 |
足並みそろえて広い校庭の整地作業 |
たくさん取れた雑草 |
念には念を入れる子どもたち |
9月14日 予行練習で見えた課題を克服
Overcoming challenges identified in preliminary practice
昨日の予行練習を通して、運動会の運営を支える係同士の動きや、各学年の種目の内容や方法等に問題がなかったかを振り返り、さらに練習を重ねました。
まだまだ暑さが厳しいため、こまめに暑さ指数を計測しながら、水分補給をしながら、効率的に練習を進めました。
教室内では、応援団が主導して、さらに大きな声で応援練習に取り組みました。
5年担任から子どもたちへのメッセージ |
警戒しながら水分補給 |
朝の応援練習にも力が入ります |
6年生も大きな声で練習します |
下校後、先生方で万国旗の取り付け作業 |
いよいよ運動会の会場準備が始まります |
9月13日 予行練習・その後…
Rehearsal and then ...
午前中は、運動会本番に向けて予行練習を行いました。これまでにないほどの強い日差しでしたが、時折吹く風や厚い雲に救われながら、一通りの種目を行うことができました。
各学年のチャレンジ走は、それぞれ工夫を凝らしていることもあり、実際にやってみると、想定以上の時間がかかることが分かりました。
明日、明後日までに、子どもたちと一緒にルールの変更案を検討し、時間内におさめられるように修正していく予定です。
打って変わって昼休みの時間。
「失礼しま~す」
と校長室に元気に入ってくる子どもたち。
以前は、「読書通帳」を持っていないと、なんとなく校長室に入れない雰囲気だったのに、いつの間にか「また、遊びに来ました~」と手ぶらで入室するようになりました(笑)
私にとっても、心休まるひととき。
束の間ですが、他愛ない雑談を楽しんでいます。
向こうに見えるのは3年生のチャレンジ走の風景 |
暑さに負けず応援団も頑張っています |
校長室にて雑談 |
校長室にて読書 |
9月12日 運動会まであと少し!
The Sports day is just around the corner!
運動会練習が続きます。
暑い中ですが、子どもたちの動きにも自信が見え始めてきました。声援も日に日に大きくなっていることに気づきます。
「みんなと力を合わせる」ということの難しさと楽しさを感じながら、運動会練習は続きます。
暑さ指数は26「警戒」レベル |
すぐに水分補給ができる準備 |
綱引きの練習も! |
今朝の5年生の先生からのメッセージ |
9月11日 運動会に向けて…
For the Sports Day
気温が高いようでしたが、校庭を吹き抜ける風は爽やかで、秋の気配を感じます。
実際に「暑さ指数」を計測してみると、WBGTは27で「警戒」レベルでした。「運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる」ことを注意するレベルですので、水分補給の時間をしっかり確保しながら、全体練習等に取り組みました。
また、6時間目には、4~6年生が、各係に分かれて、円滑な運営ができるように、自分の担当を決める会議を行いました。写真に掲載した係のほかにも「放送」、「招集・整列誘導」、「賞シール・得点」という係もあり、9つの係分担で一つの運動会をつくりあげていく予定です。
おかげさまで、今週末の運動会に向け、子どもたち同士で声をかけ合いながら、着々と準備が進んでいます。
運動時には必ず「暑さ指数」を計測・確認! |
白組団長による応援練習 |
赤組も負けずにみんなで声を出します |
用具係の話し合い風景 |
児童係は実際の場所で確認 |
出発係の話し合い風景 |
決勝審判係の話し合い風景 |
保健係の話し合い風景 |
9月9日 日向小を支えてくださっている方々のおかげで…
Thanks to all those who support Hyuga Elementary School...
当初の予定では、運動会を前にPTAによる奉仕作業(草刈り作業等)を行う予定でしたが、昨日の嵐の影響で、やむなく中止となりました。
ただ、前回同様に、山武西まちづくり協議会の方々が、予定どおり集まっていただき、朝からたっぷり2時間余り、草を刈っていただきました。
その他、社会福祉協議会の方々も、「天気が良くなったから」と笑顔で集まっていただき、学校前の花壇にアイリスやチューリップの球根を植えてくださいました。
私自身もつい草刈り作業に夢中になってしまい、撮影がおろそかになってしまいましたが、おかげさまできれいになりました。ありがとうございました。
なお、通学バスの各停留所周りについては、昨日の嵐の影響はほとんど見られず、月曜日は、通常どおり登校できる見込みです。安全に気をつけて、登校してきてください。
9月8日 台風13号接近のため臨時休校
Temporary school closure due to approaching typhoon No. 13
昨日の午前中の時点で、山武市教育委員会から市内の小中学校の保護者に向けて、メール連絡網「さくら連絡網」を通じて、9月8日の臨時休校についてのお知らせがありました。
そのため、今朝は大きな混乱もなく、日向小の子どもたちは、各家庭で学習を行っています。
昨日の夕方、台風に備えて、校庭のテント等を片付ける等の作業を終えた頃、校庭にきれいな虹がかかりました。
暑さ対策を講じながら連日の運動会練習等に明け暮れる中、先生方みんなで夕日に映えた大きく美しい虹を見上げたひとときは、ちょっとした映画のワンシーンのようでした。
校庭にかかった大きな虹(9/7) |
一夜明けて、すでに野球場は湖のよう(9/8) |
9月7日 涼風?の中、外で全体練習
Whole practice outside in the cool breeze
南から近づく台風13号の影響からか、やや北寄りの涼しい風が吹く中、外での全体練習が行われました。
今や日向小の名物となりつつある、応援団長のかけ声から始める全体練習は、ピリッと緊張感が走り、背筋が伸びます。
今回は、1年生にとって初めてとなる全校大玉送りの練習でした。
2回行って2回とも赤組の圧勝に終わったため、進行役の白組の6年生から檄が飛んで、もう一度挑戦しましたが、白組は勝てませんでした。
赤組の子に、「勝つコツは?」と尋ねると、「声援の力です」と即答してくれました(笑)
果たして、本番ではいかに。
9月6日 未来の先生たち38名、大学の先生とともに来校
38 future teachers visited the school
千葉大学教育学部の1・2年生38名が来校し、子どもたちが学んでいる様子や運動会練習に取り組んでいる様子を参観したり、「指導」したりしました。
これは千葉県教育委員会と千葉大学教育学部が協働して、教員の仕事の魅力ややりがいを実感してもらおうと、「県内の学校参観及び教育活動体験」を企画したものです。
大変意欲的な学生さんたちばかりで、子どもたち一人一人を笑顔で温かく見守りながら、優しい声かけをしてくれたので、子どもたちもいつも以上に張り切っていました。
【学生たちからの声】※一部紹介
・子どもたちの学習理解を第1に考える先生方の姿勢に強く共感できて、とても勉強になりました。子どもたちも先生方も、すれ違うと大きな声で挨拶してくださって、とても嬉しかったです。貴重な経験をありがとうございました。
・帰り際に、またきてくださいと言ってくれた児童がいて、とても温かい子たちが通っている学校だなと思いました。また、3校時に見たダンスで、児童たちが頑張って振り付けを覚えて、皆に見てもらおうとしている姿が、短時間でしたがとても感動しました。もし教員になって何日も指導したら、もっとやりがいを感じることができるのではないかとわくわくしました。
・児童はもちろん、教員に余裕を感じました。全体的に人数が少ないということもあるのか、学校において本来1番に考えるべき、”生徒の成長や学び”という部分を1番に考えられているように感じました。口だけ、形だけではなくそれをきちんと実現できている学校は多くないように私は思います。とても素敵な学校だなと学生ながら思いました。
・自分は教員に向いていないのではないかと不安になることも多かったですが、今回日向小で学ばせて頂く中で、子どもにどう育って欲しいのかを常に考えること、愛情を持って接することが1番大切であると痛感しました。まだまだ学ぶことが多いと再認識することが出来たので、これからの学校生活、実習、ボランティア等での学びを大切にしていきたいと感じました。
9月5日 熱中症対策を講じながら運動会練習!
Practicing for Sports Day while taking measures against heat stroke
暑い日が続きます。
熱中症警戒アラートが発令された日は、いつも以上にこまめに「暑さ指数」を測定したり、子どもたち一人一人の表情や体調の様子を見ながら、運動会練習に取り組んでいます。
外での活動は、朝の時点ですでに暑さ指数が、「危険」を示していましたので、体育館で扇風機等を回しながら、ダンスの練習等に取り組みました。
9月4日 身体測定
Physical Examination
今年度2回目の身体測定。
身長や体重を測定する前に、保健室の先生(養護教諭)からのお話がありました。
「友達の身長や体重と比べないこと。聞かないこと。比べるなら、前回の自分の身長・体重と比べて、成長しているかを確認すること。おおよそ身長1cm伸びていたら体重が1kg増えているのが普通です。身長だけが伸びていて、体重が減っているといった場合は、先生たちはとても心配します」
といった内容のお話に、どの学年の子どもたちも神妙な面持ちで聞き入っていました。
ドキドキしながら、そうっと体重計に乗る子どもたち。
多くの子どもたちが、順調に「成長」していました。
9月1日 2学期が始まりました
The new school year has begun.
校舎に、子どもたちの歓声が久しぶりに響きました。
いよいよ2学期がスタートします。
それぞれの学級の担任の先生方が、少しでも子どもたちが明るく、楽しく新学期を迎えることができるようにと、工夫して出迎えました。
転入生4名も加わり、児童数221名になりました。今学期もどうぞよろしくお願いいたします。
8月21日 除草作業
Weeding by teachers
教職員みんなで日向小の敷地内の除草作業等を行いました。東京ドーム1.2個分の広さ!
8時半からたっぷり2時間。ちょうどこの時間帯だけ、日向小の上空に厚い雲がかかっていたのが救いでした。
その他、運動会に向けて、10以上のテントの骨組みを組んだり、金属探知機を使いながら校庭にクギなどの危険物が落ちていないか等の確認を行ったりしました。
直射日光は避けられたものの、みんな汗ぐっしょりでしたが、いつもの和気あいあいの雰囲気で、達成感とともに無事故で作業を終えることができました。
いよいよ来週末から2学期が始まります。日向小の子どもたちは、充実した夏休みを過ごしているでしょうか。
日向小では、子どもたちを迎える準備が始まっています。
乗用の草刈り機を運転する教頭先生 |
順調に育つサツマイモ畑の雑草もとりました |
道路に面した急勾配の除草作業 |
運動会に向けてテントの骨組みづくり |
汗ぐっしょりになりながらもきれいになっていく… |
除草作業後 |
砂場のブルーシートを突き抜けて生えた雑草(before) |
作業後の砂場(after) |
7月27日 校内研修
In-School Training
午前中は、校内研修を行いました。
前半は、「もしも子どもたちがアレルギー症状等で倒れてしまったらどうするか」について、養護教諭が中心となって、講義・演習を行いました。参考:学校におけるアレルギー疾患対応資料:文部科学省
また、昨年度と同様に、実際に児童がアレルギー症状で倒れたことを想定し、児童役に扮した先生や担任役等の分担を決め、ロールプレイングで演習も行いました。電子黒板などを有効に使うことで、職員室に居ながらにして、リアルタイムで教室で行われている様子が見て取れるという可能性にも気づいた研修となりました。
後半では、体育主任による幼児・児童期の運動や遊びについての講義・演習を行いました。子どもたちにとって、「やらされる運動」ではなく、自らが主体的にやってみたい・達成したい運動(遊び)を、体育の授業等で、どのように位置づけたらよいかを考え合いました。
実際に、身体を動かしながら遊びのバリエーションを増やしていく活動は、先生たちにとっても笑顔がこぼれる、楽しい運動になりました。
午後は、東金文化会館にて、元フジテレビアナウンサー笠井信輔さんによる講演会に、教職員みんなで参加しました。笠井さんの子育てや、闘病生活を通じての学びのお話は示唆に富んでいて大変勉強になりました。印象に残った言葉は、いくつもありましたが、ここでは、
「鏡は先に笑わない」
を紹介しておきたいと思います。
子どもたちと接する大人として、忘れてはならない言葉の一つだと思います。
まずは職員室の電子黒板で養護教諭によるレクチャー |
教室を使って実地訓練(職員室から見える教室の様子) |
危機的状況の「児童」を救う先生たち(訓練) |
養護教諭による講評と振り返り |
体育主任による遊び・運動に関するレクチャー |
職員室の電子黒板を活用して講義 |
実際に体を動かして遊びのバリエーションを増やす |
単なる遊びに見える動きの意味を理解する |
7月20日 オンライン終業式
Online Closing Ceremony
1学期末の終業式は、暑さ対策のため、各教室の電子黒板を通じてオンラインで行いました。
今年の夏は、例年以上の暑さとも言われているため、熱中症のほか水難事故等についても気をつけたいところです。
同時に、心配なのは、子どもたちの運動不足です。
熱中症警戒アラートの発令など、暑さ指数が「危険」「厳重警戒」のために、外で遊ぶことができず、涼しい家の中でゲーム三昧…などという姿も目に浮かびます。
そこで、終業式では、涼しい部屋の中でもできる運動の一例として、片足ずつ交互に後方に下げてしゃがみながら重心を垂直に落とす運動である「バックランジ」を紹介しました。
話の途中では、突然、5年生の教室にサプライズ訪問し、全校でオンライン筋トレ大会⁉になりました(笑)
夏休みの過ごし方の注意点については、生徒指導主任から、スライドを使ってクイズ形式で説明しました。
有意義な夏休みをお過ごしください。
みんなで筋トレ! |
楽しい夏休みにしましょう! |
7月19日 もうすぐ夏休み
Summer Vacation Coming Soon!
明後日からは、夏休みです。
6年生の廊下の掲示物にも、夏休みを楽しみにしている子どもたちの気持ちがあふれています。
7月18日 猛暑…
Heat Wave
熱中症警戒アラートも発令され、うだるような暑さが続きます。
こまめな水分補給や、外遊びの制限等を行いながら、考えられる限り熱中症対策を講じていますが、休み時間になると体調不良を訴える子どもが増えてきました。
今日から3日間、午後は個人面談のため、子どもたちの在校時間は少なくなりますが、各ご家庭におかれましても、引き続き熱中症対策をお願いいたします。
個人面談では、担任が保護者の方とともに、1学期の学習面や生活面での振り返りを行いました。
暑い中をご来校いただきまして、ありがとうございます。
校庭で散水するスクールサポートスタッフの佐藤さんと教務主任 |
7月14日 歯みがき教室(1年・5年・3~5組)
Tooth brushing class
山武市の歯科衛生士さんたちのご協力を得ながら、恒例の歯みがき教室を実施しました。
1年生は、6歳臼歯が生えているか、全員診ていただいたり、タブレットを使って自分のどの歯に汚れが多いか記録に残したりしました。
5年生は、歯周病について学ぶため、自分の歯に染め出し液を塗ってから、ブラッシングするという体験的な活動に取り組みました。
歯ブラシは、鉛筆持ちで優しく握ることも学びました。
保護者の方に向けては、保健だよりにも掲載しましたので、あわせてご覧ください。
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7月13日 調理実習(6年生)
Cooking Practice(6th Graders)
「にんじんが固くて、なかなか切れなかった」
「短冊切りって、結構難しい」
などなどの声が聞かれた6年生の調理実習。
「最初は、にんじんから!」
火がついたガスコンロを前に、いつのまにか真剣な表情で声をかけ合う6年生たち。
出来上がった野菜炒めとスクランブルエッグを、どのグループも満足げにおいしそうに食べていました(笑)
7月12日 自転車安全利用の推進宣言!
Declaration on the Promotion of Safe Bicycle Use!
千葉県内の自転車が関係する交通事故は、全交通事故の25%も占めているのだそうです。
学校ではこれまで、ヘルメットの着用や保険への加入を促したり、交通安全教室を開いたりして、日頃から交通安全について、機会あるごとに取り組んできました。
今回は、山武警察署の方々の協力の下、児童代表による「自転車安全利用の推進宣言」を行いました。時間の関係で、4~6年生のみがホールに集まって行いましたが、1~3年生についても同様に、各教室で自転車の乗り方や気をつけることについて指導してまいります。
もうすぐ夏休み。自動車・自転車・電動キックボード・歩行者が共存する社会になりましたので、交通事故が起こらないよう、各ご家庭においても、より一層お声かけをお願いいたします。
7月11日 1年生も読書通帳の活用開始!
1st graders also begin using the reading passbook.
今年度も昨年度に引き続き「読書通帳」を実施しています。
すでに2年生以上の子どもたちは、休み時間になると、
「(読書通帳に)シールください」
「読書通帳、なくしちゃったのでください」
など、校長室にやってきます(笑)
本日、いよいよ1年生にも「読書通帳」を渡す日がやってきました。
「10冊読むたびに、シールがもらえる」といったルールを聞くと、わぁ~♪と嬉しそうに喜び合う子どもたち。今年も、1階の廊下に掲示している「日向読書の木」に、たくさんの花を咲かせてくれるのを楽しみにしています。
大きな読書通帳を、1年生みんなに渡し終えて、はいチーズ!
7月10日 熱中症警戒アラート発令中!
Heat stroke alert in effect!
熱中症警戒アラートが発令されたとおり、本校においても暑さ指数が警戒を示していたため、本日の休み時間の外遊びや午後の水泳学習は中止しました。
そんな中でも、休み時間になると、各学年・学級では、タブレット端末や電子黒板等を上手に使って楽しそうに過ごしていました。
また、冷房の効いたホールでは、早くも9月に行われる運動会に向けて、応援団の子どもたちが集まり、話し合いや練習に取り組んでいました。
今後もこの暑さは続きそうですので、引き続き子どもたちの様子や暑さ指数を見比べながら、適度な運動の確保をしつつ、積極的な水分補給はもちろん、安全面に細心の注意を払っていきたいと思います。
校章にもあるユリが玄関前で咲き誇っています |
うだるような暑さで外遊びは中止 |
午後に予定されていた水泳は、朝の1時間目に変更 |
休み時間を図書室で過ごす子どもたち |
教室の電子黒板で動画を視聴する1年生 |
休み時間ですが、教室で道徳の動画を視聴する3年生 |
休み時間に算数セットで遊ぶ1年生 |
すべての子どもたち一人一人と担任が教育相談 |
7月8日 ホタル観賞会
Firefly watching party
夏は夜。
日向小がいつもお世話になっている地域の山武西まちづくり協議会が主催する「ホタル観賞会」が開催されました。
「月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし」
一つ二つどころではない多くのホタルに、訪れた子どもたちから多くの歓声が上がっていました。
私の撮影技術が足りず、こんな写真しか撮れませんでしたが、また近日中に撮影に行きたいと思います。
7月7日 宿泊学習2日目(5年生)
Second day of overnight study (5th graders)
5年生の宿泊学習2日目は、晴れたのですが、気温もぐんぐん上がる中、ウォークラリーを行いました。
スタートしたとたんに迷子になる子たちもいましたが(笑)、おかげさまで無事にみんなゴールに到着しました。
最後は、工作体験も行い、東金青少年自然の家をあとにしました。
いつもは元気いっぱいの5年生も、学校に到着した頃には、へとへとに疲れているようでしたが、それでも表情には、達成感が感じられました。
7月6日 宿泊学習1日目(5年生)
Overnight stay study day 1 (5th graders)
5年生が、東金青少年自然の家で宿泊学習(一泊二日)を行っています。
1日目は、火起こし体験や野外炊飯のカレー作りなどを行った後、キャンプファイヤーを行いました。
これまでの準備期間で、6年生がキャンプファイヤーのスタンツ(ダンス)を「伝授」していました。なんでも日向小の伝統にしたいのだとか。
確かに今の6年生は、コロナ禍の影響もあり、結果的に、新日向小として初めての5年・宿泊学習を経験した初代の学年です。
♪ジンギスカ~ン の音楽とともに、毎日のように教室で楽しそうに踊っていましたが、日が暮れて、キャンプファイヤーの火の前でこの音楽が鳴ると、もう興奮は絶頂に達していました(笑)
宿泊棟のエアコンの故障により、冷房の効く部屋でテントを張って寝ることになっていましたが、所員の方々のご尽力のおかげで、子どもたちにとっては、これもまたよい思い出になったようです。
7月5日 大掃除
Major Cleanup
あと2週間余りで1学期が終了します。
各学年・学級では、学期末の学習の締めくくりを行っているところですが、今日は、日頃手の届かない場所を1時間かけてしっかりと掃除しました。
1年生も、両手を上手に使ってしっかりとぞうきんをしぼり、床の水拭きをしていました。また、机の脚の裏のほこりなども丁寧に取ることができました。
7月4日 シャボン玉とんだ
Soap bubbles flew.
小学校1年生の子どもたちが、シャボン玉をつくって遊びました。
シャボン玉液をストローに入れて、吹き込み始めると、
「できた!」
美しいシャボン玉が空に浮かぶ様子を見て歓声を上げ、シャボン玉を追いかけて、触ったり、割ったりして、楽しく遊びました。
存分に遊んだ後は教室に戻り、したことや感じたことなどを日記に一生懸命書いていました。
7月3日 全校集会
School-wide Assembly
当初の計画では、久しぶりに体育館に全校児童が集まり全校集会を開く予定でしたが、気温が高かったため、オンライン全校集会に変更しました。
これまで準備してきた代表委員や図書委員の子どもたちは体育館に集まり、各教室とZoomでつないで全校集会を行いました。
図書委員会の子どもたちは、「読書通帳をがんばりましょう」「図書室の本を借りましょう」といった呼びかけのほか、学年別の推薦図書の紹介や、絵本『はらぺこあおむし』の読み聞かせなどを行いました。
後半は、「校長先生と、全身を使った全校じゃんけん」でした。
進行の子どもたちが、「最初はグー」というたびに、毎回、壇上でしゃがまなければならず、ちょっとしたスクワットの連続を強いられましたが(笑)、各教室では大盛り上がりだったようで、何よりでした。
6月30日 第1回授業公開
1st Open School
例年の保護者参観(オープンスクール)とは異なり、今回は、地域の方々や学校運営協議委員のほか、他校の先生方や教育委員会にも広く周知したところ、30名余の方々においでいただきました。
本校の教員も子どもたちも、当たり前のように電子黒板やGIGA端末を活用している姿を見て、羨望のまなざしとともに驚きの声が寄せられました。
また、本校の研究の「健康教育」や「金銭教育」にも関心を寄せていただき、多くの方々から、「また次回(11/11)も来たい」とおっしゃっていただきました。
平日にもかかわらず、多くの保護者の方々にもご参観いただきました。この場をお借りして、感謝申し上げます。
他校の先生や教育委員会からも来校されました |
おなか元気教室(ヤクルトから講師招聘) |
心と体のつながり(養護教諭による授業) |
薬物乱用防止教室 |
野菜が大きくなる秘密発見(栄養教諭による授業) |
のこぎりを使って(図工) |
お家の人とも相談(金銭教育) |
授業公開後、給食試食会も行いました |
6月29日 4校合同学習会
Joint study group of four schools
山武中学校、睦岡小学校、山武北小学校と本校の4校の特別支援学級の子どもたちが、さんぶの森中央体育館に集まり、合同学習会を開きました。
コロナ対策で、昨年度までは4校をオンラインでつないで交流を図っていましたが、今年度は、久しぶりの対面での合同学習会となりました。
今年の進行担当は、日向小の子どもたち。これまで何度も教室で練習してきていたため、落ち着いて、明るく堂々と会を進めることができました。
エアコンのきいた体育館だけでなく、外の公園等も使って楽しいレクを行いました。どの学校の子どもたちからも、大きな歓声が響きました。
6月28日 社会科見学(4年生)
Tour of Cleaning plant and Water treatment plant
4年生が、午前中は清掃工場、午後は浄水場に校外学習に出かけました。
いずれも私たちの日常生活を支える大切な仕事であり、日頃の「当たり前」が当たり前ではないことに気づくよい機会となりました。
山武市の水は、雨水が地下にしみこんだ地下水をくみ上げ、ろ過等の処理を行って水を飲むことができていることを知った子が、
「ここ(浄水場)で働く人は、やっぱり雨が降ると嬉しいんですか?」
という質問をしていました。雨が降らないと失業してしまうのではと心配したようです(笑)。
社会科の学習の一環で行いましたが、自分たちの生活を支える仕事に従事する人に直接触れ合うというキャリア教育としても意義深い校外学習となりました。
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6月27日 部活動開始
Start of club activities
球技部と体操部の部活動の練習が始まりました。
昨年度とは違って、今年度から朝練習や教員の勤務時間外での活動はやめましたので、その分、限られた時間で何ができるか、指導者はもちろんですが、子どもたちも考え始めています。
また、気温が高くなってきていますので、水分補給などはもちろん、WBGT測定器などを使いながら、熱中症対策にも配慮し、練習を進めていきます。
「なんか、できなくなってる~」
以前は軽々とできたはずの技ができず、うろたえていた子どもたちも、少しずつ勘を取り戻しながら練習に取り組んでいました。
6月26日 月例テスト
Monthly test
今月も全学年で月例テストを実施しました。
1・2年生は、問題を解き終わると、担任の先生の所へ行って、直接採点してもらいます。3年生以上は、いつものようにタブレット端末を使って、問題を解いていきます。
これまでに習った基本的な問題がほとんどなので、多くの子どもたちは、既定の時間よりも早めに終わります。
月例テストを終えると、3年生以上のクラスでは、それぞれスクラッチなどのプログラミングに取り組んだり、タイピング練習のアプリを開いてタイピングゲームをしたりしています。
ICT機器の活用のうち、少なくとも個人のペースで進めることのできる個別学習については、教師が口を出さずとも、ほとんど自分たちの力で進められるようになりました。
6月23日 修学旅行(2日目)
School Trip (Day 2)
雨の確率が高いという天気予報でしたが、終わってみれば、雨が降っていたのは移動中だけで、1日目の班別行動も、2日目の富士山五合目での活動・箱根の関所見学などもみな、傘いらずで活動することができました。
終始子どもたちの明るい表情と声に囲まれた2日間でした。
それぞれにとって、よい思い出ができたと思います。
6月22日 修学旅行(1日目)
School Trip (Day 1)
修学旅行の一日目のメインイベントは、鎌倉での班別行動でした。江ノ電の切符の買い方が分からず、みどりの窓口で尋ねたり、道に迷って地元の方々に案内してもらったりと、ハプニングの連続でしたが(笑)、なんとか協力し合って全員無事にゴールにたどり着きました。
ところで、鎌倉の大仏の脇にあるスリランカの元大統領の石碑があるのをご存じでしょうか。
あるグループの子どもたちなどは、初めて見る大仏の見学はそこそこにして通り過ぎ、この石碑を見つけるや「あった!」と叫び、「ありがとうございました」と頭を下げていました(写真)。
敗戦後、日本を4つの国の植民地として分割統治する案まで出ていた中、スリランカの代表が演説した「憎しみは憎しみしか生まない」という言葉が、多くの人々の共感を呼び、日本の植民地化が免れたという史実を、事前に学んでいたからこその行動でした。
この子どもたちの行動を見ていたご高齢の観光客が、関心をもってこの石碑をご覧になっていた姿も印象的でした。
6月21日 木育(5年生)
Environmental Education(5th Graders)
5年生が、日向の森で木育を行いました。これまでの3・4年生と同様に、千葉県森林組合の方々や、SaveEarthFoundation(SEF)の方々に支えられ、薪集め・薪づくりや薪割りを行いました。
5年生は、7月6・7日に、東金青年の家で宿泊学習を行う予定ですが、その際に使用する薪を自分たちでつくるという活動です。
やはりこれまでの3・4年生たちの活動よりも、のこぎりを持つ表情は頼もしく、要領を覚えていくと、何度も何度も機械や木槌等を使って薪を割ったり、のこぎりで必要な薪をたくさんつくっていました。
6月20日 クワガタだ!(朝の風景)
Stag beetle!
「クワガタだ!」
朝から、児童昇降口で、登校したばかりの子どもたちが天井を指さして大騒ぎでした。
一匹の小さなクワガタムシが天井にじっとしてとまっていたのですが、目ざとい子どもたちが登校するや否や見つけ、「見てみて~」「あー、つかまえたーい」から始まり、「うちには、もっと大きいカブトムシがいるよ」などなど、話題は広がる一方でした。
いつもは、通学バスから降りたばかりで、眠そうな顔で登校する子どもたちも、たった一匹のクワガタによって、一気に「覚醒」していました(笑)
昆虫のチカラ、おそるべし。
やはり、いつもと違うことや、実物との対面というのは、子どもたちの本能を呼び覚ますのかもしれません。
6月19日 木育(4年生)
Environmental Education
木育の一環として、4年生が日向の森で、森の中で散策&杉の木でメダルづくりをしました。
森の中での散策といっても、公益社団法人SaveEarthFoundation(SEF)の方々のガイドがついていますので、本格的です。
子どもたちが、森の中で
「あ、なんか赤い実がある!」
「この葉っぱ、見たことがある!」
といった気づきに、解説付きで名前を丁寧に教えてくださいました。それだけでなく、
「今、何か聞こえませんか?」「これ、どんなにおいがする?」
など、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚なども使って観察できるような投げかけもしてもらえるので、物知り博士になったような気分で散策を終えました。
メダルづくりでは、用意されていたサンブスギをのこぎりで輪切りにして、やすりをかけて作成しました。
「そんな細い木はいやだ」と、自ら太い幹の杉の木を選んだものの、のこぎりで切り落とすのは容易ではなく、のこぎりを持つ手を替えたり、両手で持ったりと、ふうふう言いながら真っ赤な顔をして取り組みました。
こうした活動を通して、また一つ、サンブスギとの距離が近くなったような気がします。
6月16日 市内見学(3年生)
City Tour (3rd Graders)
3年生の社会科では、自分たちが住んでいる市について学習します。
バスは、サンブスギに囲まれた海抜約45mの高さに建っている日向小を出発し、今年も「きれいな海水浴場」としてブルーフラッグの認証を受けた本須賀海岸へ。
「きれーい」
到着し、一目見た途端、子どもたちから歓声が上がり、梅雨とは思えないほどの澄み切った青空の下、山武市の豊かな自然を満喫しました。
成東駅の周辺を走るバスの車窓から見えた、14階建てのマンションを見たときには、
「あんな高い所に人が住んでるの? 危ないなぁ」
というつぶやきも聞かれました(笑)
市役所では、あらかじめ用意していた市の職員の方々への質問に答えていただき、一生懸命メモをしていました。
帰りは、それぞれが成東駅で切符を買って電車で日向駅へ移動しました。今回、初めて電車に乗った子どもが10人ほどいて、興奮を抑えながら、行儀よく座っていました。
今回の社会科見学での学びは、それぞれが新聞形式でまとめる予定です。
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6月13日 プール開き
opening of a swimming pool
体育委員の子どもたちの進行で、プール開きを行いました。
体育委員の子どもたちが、これまで休み時間などを使って練習してきた寸劇をいくつも見せながら、プールサイドを走ってはいけないことや、飛び込んではいけないことといった、プールでの学習におけるルールについて、低学年にもわかるように説明してくれました。
午後には、梅雨の晴れ間の晴天のもと、6年生が一番乗りでプールに入って歓声を上げていました。
いよいよ夏の体育学習の始まりです。
6月12日 雨の日の過ごし方
How to spend a rainy day
雨の日が増えてきました。
いつもは外へ出て、元気に体を動かして遊ぶ休み時間も、教室で静かに過ごすしかありません。
ただ、教室の中をのぞくと、それなりに楽しんでいる様子がうかがえます。
2年生の教室では、体の大きさに合わない机の高さを、先生が一つ一つ調節する姿を興味深げにじっと見守る子どもの姿がありました。
また、3年生の教室では、係の子の発案で、友達に絵本の読み聞かせをしていました。
雨の日ならではの過ごし方を工夫して、梅雨を乗り切っていきたいと思います。
6月9日 子ども暴力防止プログラム(CAP)
Child Assault Prevention
3年生を対象に、CAPを実施しました。
私たちが想像する以上に、子どもたちは大人による暴言・暴力等を見たり聞いたり、受けたりしています。中には、性被害を受けているといった事態も起こっています。
にもかかわらず、多くの子どもたちは、よく分からないままに「他の人には、知られてはいけないこと」などとして、ひそかに我慢し、自分の心の中にしまっていることがあります。また、そうした被害を受けたときに、自分自身を責めたりする子さえいます。
こうした子どもの弱みにつけ込む卑劣な大人たちから、子どもたちが自分の身を守るためのプログラムでもあるCAPを受けることで、「信頼できる大人に、頼っていいんだ」と、助けを求める方法を身につけていきます。
今回のCAPに参加した子どもたちは、大声を上げる練習などにも、一生懸命取り組みました。
6月8日 公開授業の準備(研修)
Preparation for open classes
6月30日は、授業公開日となっています。
例年は、保護者のみが授業を参観する日として位置づけている日ですが、今年度は、地域の方や他校の先生方にもご参観いただけるように、広く授業を公開することとしてチラシも配布しています。
すでにご案内のとおり、今年度は、国からはリーディングDXスクールとして、県からは金銭教育の研究協力校として、市からはICT教育推進校として指定されていますので、本校で行っている授業を積極的に公開して行く予定です。
ただし、それによって、教員の過剰な負担が生まれることを避けるため、授業計画等を文章化する学習指導案については、作成しないこととしました。
「何を、どう教えようとしているか」といった計画を文章化することよりも、具体的な授業準備にしっかりと時間をかけ、子どもたちが授業で「何を、どう学んでいるか」という学ぶ姿をきちんと見定めていくことに、もっと重点を置こうと考えているためです。
今回の研修では、当日の授業のねらいや進め方について、健康教育部会と金銭教育部会に分かれ、話し合いを深めました。
6月7日 郡市陸上大会
Track-and-Field meet
前日まで危ぶまれていた天気も急速に回復し、予定通り陸上競技大会が開催されました。
これまでの練習の成果を遺憾なく発揮し、どの子どもたちも精一杯参加することができました。
ほんの0.06秒の差で1位を逃してしまった子や、走っている途中で転んでしまったために思うような結果を残すことができなかった子もいましたが、それでも最後まで全力を尽くしたことに拍手を送りたいと思います。
6月6日 第1回学校運営協議会が開催されました
The 1st School Management Council Meeting was held
日向小学校は、コミュニティ・スクールとして学校を運営しています。
第1回学校運営協議会では、昨年度末にご承認いただいた学校経営方針の確認に加え、具体的な進捗状況等について報告し、改めて本校の経営やその方策等について御承認いただきました。
会には、教育長や生涯学習課長も駆けつけていただき、新たに学校運営協議会のメンバーとして加わっていただいた方へのご挨拶も頂戴しました。
6月5日 陸上大会に向けた壮行会
Prep rally for track and field meet
6月7日、郡市の35校が集まり、陸上大会が開催されます。
ロング昼休みの時間、代表委員会の子どもたちが司会・進行して、陸上選手たちへの壮行会を開きました。
デモンストレーションとして全校児童の周りをリレーする選手たちに、羨望の眼差しで歓声を上げる子どもたち。
惜しくも選手になることがかなわなかった友達の悔しい気持ちも背負って、自己ベストを目指して頑張ってきてもらいたいと思います。
6月4日 ありがとうございました!
Thank you for mowing the grass.
6月3日(土)は、あいにくの雨で、予定していたPTA奉仕作業(草刈り作業)は中止となりました。
にもかかわらず、翌6月4日(日)、いつもお世話になっている山武西まちづくり協議会の方々が、駐車場や野球場の周りの草刈りをしてくださいました。
あっという間に作業を終えるや否や、「このまま旧山武西小学校の方も刈ってくるから」と去っていかれました。
「子どもたちのためなら」と、労を厭わない方々のお気持ちと行動力に、いつも頭が下がります。
おかげで、うっそうとしていた駐車場や畑の周りが、スッキリしました。本当にありがとうございました!
6月2日 お話ボランティアがスタート
Volunteer storytelling starts
今年もまた、「お話ボランティア」の方々による読み聞かせがスタートしました。
今回は、高学年等の学級の児童を対象に、絵本の読み聞かせや素話をしてくださいました。
昨年度の6年生に「青い目の人形のお話」をしてくださった篠原様からは、
「先日、近所でばったり出会った中学生から、「これからも日向小の子どもたちのためによろしくお願いします」って、頼まれました」
と、心あたたまるうれしい報告をいただきました。
読み聞かせは、こうした人と人とのあたたかいつながりも生んでくれます。もし少しでも関心をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひいつでも日向小へお問い合わせください。
TEL 0475-88-0580
6月1日 県から金銭教育の研究校として委嘱されました
Commissioned by the prefecture as a research school for financial education
今年度から2年間にわたって、県から金銭教育研究校として委嘱されました。小学校に限らず、中学校、高等学校も、様々な「○○教育」が行われています。その数は、100を超えるとも言われます。
本校では、今回委嘱された金銭教育だけでなく、健康教育や情報教育、環境教育等にも力を入れていきます。
通常行っている国語や算数、道徳や特別活動の授業を通して、賢い消費者や生涯スポーツ等を楽しむ大人になる資質・能力を育てていくことになります。
本校でも、キャッシュレスでお小遣いをもらったり、電子決済での買い物をしたりしている子どももいるせいか、「おつり」などの感覚を持ちにくくなっているようです。
算数の問題の設定の仕方も、現代に合わせながら検討していく必要がありそうです。
5月31日 オンライン日本語教室(教育委員会の視察)
Online Japanese language classes (Board of Education visit)
「聞こえますか?」
「あれ、こっちのプラグがつながってないのかな」
などなど、オンライン日本語教室の開設当初は、千葉大学と本校をオンラインでつなぐだけでも大騒ぎしていましたが、ようやく大人も子どもたちも機器の扱いに慣れてきました。
今回は、山武市教委の指導主事や、主に通訳をしてくださっているサジーさんも来校され、本校の取り組みを参観しました。
この取組がうまく軌道に乗れば、近隣に人材がいないという大きな課題をクリアできるということもあり、子どもたちがそれぞれのオンライン上の「先生」と楽しそうに話す姿をあたたかく見守っていただきました。
5月30日 陸上大会に向けた練習
Practice for Track and Field Meet
郡市陸上記録会まで、あと一週間。
昨年度までとは違い、朝練習や夕方遅くまでの練習をやめ、体育の時間や放課後の時間を有効に活用して効率的・効果的な練習を心がけて取り組んでいます。
スクール・サポート・スタッフ(SSS)の佐藤さんのこだわりの校庭整備により、これ以上ない環境の中で、子どもたちは、時間の許す限り、一本一本の試技に取り組んでいました。
5月29日 月例テスト(ICT機器の活用)
Monthly test (use of ICT equipment)
昨年度に引き続き、月末には、学習した基本的な内容の習得状況を確かめるため、月例テストを行います。
中学年以上の学年では、eライブラリを活用して月例テストを実施しました。これは、事前に担任が選んだ問題を選定しておき、子どもたちは、それぞれのタブレット端末で解いていくというものです。
その場で自動採点されるので、子どもたちにとってすぐに正誤がわかるだけでなく、教員の手元にもその進捗状況がリアルタイムで知らされるため、教員の負担軽減にもつながっています。
5月26日 さつまいもの苗植え(1・2年生)
Planting sweet potato seedlings
今年もまた、サツマイモの苗を植える時期がやってきました。
「畑の先生」として、伊藤さんと渡辺さんをお招きし、1・2年生が、学校の敷地内の畑に苗を植えました。秋の焼き芋パーティーを楽しみにしながら、子どもたち一人一人が楽しそうに苗を植える姿を、やさしいまなざしで見つめる畑の先生たち。
子どもたちの前では「畑の先生」ですが、実は、伊藤さんは本校の学校運営協議会の会長で、かつての日向小の卒業生という大先輩であり、渡辺さんは山武市の市議会議員という方たちです。
実はこの畑も、畑の先生たちが事前に自前のトラクターで、土づくり・畑づくりをしてくださっていたので、ふかふかの柔らかい状態になっています。
約160本の苗を、70人余の子どもたちが一斉に苗を植えて立ち去った後も、しっかり植えられているか、一つ一つ確かめてくださったのも畑の先生たちでした。
畑の先生たちのように、「子どもたちのためなら」と、二つ返事でフットワーク軽く、笑顔で本校の教育活動を支えてくださっている方々が多いのも、日向小の自慢の一つです。
「畑の先生」に苗やその植え方を学ぶ |
等間隔で植えられるように穴をあける作業をする |
さあ、みんな並んで一斉に苗を植えよう |
子どもたちが去った後、一つ一つチェックする先生たち |
5月25日 耳鼻咽喉科健診
Otorhinolaryngological Examination
花粉症の子どもたちの症状も沈静化し、また、来月からは水泳学習が始まりますので、毎年この時期に耳鼻咽喉科健診を行います。
予め、どのような健診を行うかについては、各教室で教えてもらっていますが、診察を待つ子どもたちに緊張感が走ります。今回の対象は、主に2年生と4年生でしたが、
「よろしくお願いします」
と恐る恐る言っていた子どもたちも、ほんの1分足らずの診察が終わると、ほっとしたような笑顔で教室に戻っていました(笑)。
5月24日 ロング昼休み
Long Lunch Time
昨日までの冷たい雨模様とは打って変わって、今日は、さわやかな風が吹く青天。子どもたちが楽しみにしているロング昼休みを行うことができました。
ほとんどの子どもたちが、運動場に出て、元気いっぱい遊びました。様々な学年が入り混じったドッジボールでは、ひときわ大きな歓声が上がっていました。
竹馬に挑戦する子どもたち |
異学年が入り混じったドッジボール |
遊具で遊ぶ子どもたち |
砂場で遊ぶ子どもたち |
ブランコで遊ぶ子どもたち |
ドッジボールで遊ぶ子どもたち2 |
5月22日 学校の定期検診
Regular checkups of school operations
子どもたちに身体測定や健康診断を行うように、学校運営についても、毎年点検が行われます。
今回は、千葉県教育庁東上総教育事務所から、所長をはじめとする職員の方々に点検していただきました。また、山武市教育委員会からも、教育長をはじめとする職員の方々においでいただきました。
半日をかけて、先生方の授業や子どもたちの様子だけでなく、数十種類にも及ぶ諸表簿や、施設環境の点検等をしていただき、ほぼ適正に処理されていることが確認されました。
授業を参観された際には、どのクラスもあたたかな雰囲気に包まれて授業に取り組む様子に感心しておられました。
また、本校の「いじめ認知システム」の体制についても、よく機能しているとお褒めの言葉も頂戴しました。
一方で、かなり改善されたとはいえ、いまだに夜遅くまで働いている先生がいるという点については、ご指導いただいたところです。
すべての先生方が元気いっぱいな笑顔で、毎日子どもたちと接することができるようにするためにも、引き続き、教職員の働き方改革を進め、子どもたちの資質・能力を向上させていきたいと思います。
5月19日 1年生がカメラを持って学校探検
1st Graders explore school with cameras
先日2年生に案内してもらった学校を、今度は、1年生だけで学校探検を行いました。
今回は、自分たちがつくった「カメラ」を携えて、気になった場所をパシャリと「撮影」しながら、校舎内の思い思いの場所を探検します。
子どもたちが紙で作ったカメラとはいえ、小さな穴が開いており、ここからのぞいて観察することで、より焦点化され、心のフィルムに焼き付きます。
教室に帰って、どんな発表会になるか、楽しみです。
支援員が心配そうに見守ります(笑) |
ご自慢のカメラです |
5月18日 野菜を育てる2年生
2nd Graders Growing vegetables
一足早く夏がやってきたかのように、暑い一日でした。
それほど気温が上がる前に、2年生が育ててきたナスやトマトの支柱立てを行いました。
生活科の授業ではありますが、算数の学習と関連させ、ものさしを当てて、何センチメートル伸びたかなどの観察も行っていました。
これらの活動は、今年度の本校の課題研究の一つである「健康教育」の一環で、今後、給食センターの栄養教諭と連携を図った授業にもつながっていきます。
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5月17日 郡市陸上大会に向けて
Toward track and field meet
市の陸上記録会が終わったばかりですが、すでに、郡市陸上大会に向けて練習は引き続き行われています。
本校の経営の重点として、「児童の資質能力の向上と教職員の働き方改革の両立」を掲げていますので、今年度は、勤務時間内の中でより効率的・効果的な指導計画のもとで練習を進めています。
写真は、タブレット端末を使って児童の試技を撮影し、児童自身が自分の動きを確認しながら、課題を発見し、練習のポイントを教わっているところです。
一本ずつ丁寧に動きを確認しながら練習に取り組む |
自分の高跳びのフォームを先生と一緒に確認する |
5月16日② 「学校探検」という名の学校案内
A School guide called "School Exploraion"
低学年による「学校探検」を行いました。2年生たちが1年生たちの手をひいて、校内のあちらこちらを案内しました。
「ここは、校長室です。読書通帳っていうのがあってね、ここで、シールをもらえるんだよ」
「ここは、職員室です。上履きを忘れちゃったらね、ここで借りるんだよ」
一つ一つ丁寧に案内をしながら、2年生たちは、昨年までの自分の一年間の学校生活を思い出しながら校舎内のあちらこちらの部屋やその使い方説明します。
1年生たちは、そうした説明を目を輝かせながら聞いていました。この1年生たちもまた、来年の1年生たちを優しく案内してくれることでしょう。
1年生の手を取り職員室を案内する2年生 |
校長室を「探検」する子どもたち |
5月16日 市陸上大会
Track and Field Meet
晴天の下、山武市陸上大会が行われました。会場は、成東総合運動公園の陸上競技場です。
これまで練習に取り組んできた5・6年生の選手たちが、ベスト記録を目指して力いっぱい臨みました。
「6年男子100m」では、大会新記録を出したり、「6年女子ソフトボール投げ」では、1位・2位ともに日向小だったりと、今年もまた素晴らしい記録を残した子どもたち。
一方では、思うような記録が出せなかったり、直前になって体調を崩して出場できなかったりと、悔し涙を流した子どもたちもいました。
それもこれも、一生懸命取り組んだからこそ。この経験を生かし、6月7日に開催予定の郡市陸上大会に向けて、さらなる飛躍を期待しています。
朝早くから学校を出発する選手たち・見送る先生たち |
テントの下で大声で仲間を応援する子どもたち |
5月15日 学校図書館の利用(4年生)
School Library
4年生が、担任の先生の指導の下、図書室(学校図書館)を利用していました。
日向小の図書は、バーコードで一括管理していますので、子どもたちもカウンターに立って、貸し借りの手続きをすることができます。
思い思いの図書を選んだ子どもから、静かに席について読書を楽しんでいました。
今年度から、隣に第2図書室という部屋も用意しました。ここでは、本をはさんで友達と話し合いをしたり、タブレット端末を持ち寄って調べたことをまとめたりする活動を行います。
すべての学習の基盤の一つである読書。今年度も引き続き、読書活動に力を入れていきます。
5月12日② チョウだ!(3年生)
Butterfly!
「あ、ほんとだ! チョウになってる!」
何やら朝から3年生の教室がにぎやかです。
理科の授業で、チョウの卵からの成長を見守ってきた3年生。
「さなぎから、成虫になったんだね!」
と、教科書に書いてあるような言葉で観察する子どももいました。
これからは、チョウの体のつくりを観察することで、今まで十把一絡げにすべて「虫」という名称で片づけていたもののうち、「昆虫」という仲間を見分けられる目が育っていくことでしょう。
5月12日 心電図検査
Test with EKG
1年生と4年生が、心電図検査を行いました。
「しんぞうのこえがきこえやすいように、しずかにしましょうね」
という担任の先生との約束を守って、1年生も静かに、少し緊張しながら順番を待っていました。
来週は内科健診、再来週は耳鼻科健診と、毎年のことではありますが、健診が続きます。
5月11日 隠れた名所⁉
Hyuga Elementary School reflected upside down
日向小の野球場は、雨水が流れ込んできやすい地形になっています。おかげで、日向小の運動場は、どんなに大雨が降っても、すぐに干上がって使える運動場になります。
丸一日以上降り続いた雨によって、野球場は水に浸かって湖のようになり、水面には「逆さ富士」ならぬ「逆さ日向小」が映し出されました。一日半以上経って、ようやく水がひきました。
隠れた名所⁉
大雨の後、水に浸かった野球場に映る逆さ日向小 |
ようやく水がひきました |
5月10~11日 歯科健診
Brush your teeth the right way!
2日間にわたって、歯科健診を行いました。健診後、お医者様から教えていただいたことの一端をご紹介します。
「大人になっても、『インプラントにすればいいから』って軽く考えているような人がいますが、それは義手や義足に取り換えるようなもの。今までおいしく食べていたものの歯ごたえだったり、肉や野菜をかみしめたときの味わいを失うことが、どれだけさみしいことか。失ってみて分かるんですよね。そうなってからでは、もう遅いのに。」
「今のように、歯が生えかわる時期がとても大切なのに、虫歯を放っておく人がいますね。虫歯になると、その歯だけでなく、周りにも影響してきちんと順番に生えてこなくなってしまうというのに。」
「今日、歯が汚れている子に『磨いてきた?』と聞くと、みんな『磨いてきた』と答えるんですね。磨いたつもりになっている子が、思いのほか多いようです。特に、歯の付け根、歯と歯の間は、丁寧に磨いてほしいですね。下の前歯の裏側を磨くときには、歯ブラシの柄が上唇に当たるような角度で磨いてほしいんですが…」
「歯みがき」は、子どもたちが自分の健康を自分で守る行動として、最もわかりやすいものです。ご家庭でもこの機会に、きちんと磨くことができているか、確かめてみてはいかがでしょうか。
5月10日 日本語指導(オフ会)
OFF-line Japanese language instruction
前回のオンライン授業とは違い、今回は千葉大学から先生方や学生さんたちが、直接、本校の日本語教室に訪れ、オフ会とでもいうべき「再会」を果たしました。
学生さんたちが、予め考えてくれていたゲームは、大変盛り上がり、
「もう一回! もう一回!」
とねだる子どもたちが続出しました。
今後もまた、オンラインで行う日本語教室を活気づけるには、十分なひとときでした(笑)
5月8~11日 アセスの実施(3~6年)
ASSESS
おかげさまで、新年度が始まって1か月が経ちました。今年度も、3~6年生を対象に、アセス(学校適応感尺度)を活用し、学級や学校、家庭も含めた生活全般について、子どもたちの不安感や安心感等を測定し、その結果を参考にしながら、さらに一人一人に応じて指導や助言を行っていきます。
この結果だけで判断するわけではありませんが、学級担任の見立てと重ねることで、よりきめ細かな支援を行っていくことができるようになります。
7月には、すべての保護者を対象に個人面談を行います。その際に、必要に応じて、アセスの結果等を踏まえ、どのような指導を行ってきたか、その結果どのような変容が見られたか等についてお話することもできます。その後、11月頃に2回目を実施し、さらにどのような変容が見られたか、年度末に向けてどう指導していくかについて方針を立てていきます。
学級担任一人だけの見立てだけでなく、少しでも客観的なデータを利活用しながら、よりよい学校・学級生活を送ることができるようにしていきたいと考えています。
5月2日 なかよし遠足
A field trip to get to know each other
さわやかな5月の風が吹く中、全校で「なかよし遠足」に出かけました。行先は、昨年度と同様、さんぶの森公園。片道約5kmの道のりを、1年生は6年生と、2年生は5年生と、3年生は4年生とともに仲良く手をつないで歩きました。
途中出会う近隣の方々からも「行ってらしゃい」とあたたかい言葉をもらいながら、元気よく最後までみんな歩きました。
広場に着くと、代表委員の子どもたちが、これまで準備や練習をしてきたゲームなどを進行し、「1年生を迎える会」を大いに盛り上げてくれました。
コロナ前の時のように、上級生と下級生が一緒にお弁当を食べた後は、アスレチックや広場で、楽しく遊ぶことができました。
帰りは4台のバスで、あっという間に学校に到着。みんな満足の一日になりました。よいGWを!
風薫る5月 |
なかよく遠足 |
しっかりと手をつないで歩きます |
途中の木陰で水分補給しながら |
代表委員が1年生を一人一人紹介します |
1年生への歓迎の言葉 |
猛獣狩りゲーム |
早くこっちに来て! |
楽しく進行してくれた代表委員たち |
〇×問題で先生の取り合い |
楽しくて体も勝手に動き出す |
ついつい先生に甘える姿も |
盛り上がったじゃんけん列車 |
2年生から朝顔の種のプレゼントをもらう1年生 |
兄弟姉妹学年でお弁当 |
午後からはさらにパワーアップ! |
さまざまなアスレチックで遊ぶ |
終了時刻ぎりぎりまで遊ぶ |
5月1日 クラブ活動
Club activities
4~6年生が、第1回クラブ活動を行いました。4年生にとっては初めてのクラブ活動です。
これまで各学級で希望を募り集まった各クラブで、6年生を中心にこれからのクラブ活動の内容を話し合い、さっそく活動を楽しみました。
午前中は雨模様でしたが、午後のクラブ活動の時間には、すっかり晴れて外での活動も十分に楽しむことができました。
ドッジボール |
体育館でできる活動を話し合う |
オセロなどのテーブルゲーム |
スライムづくり |
卓球を楽しむ |
自分のPCを使ってプログラミングやイラストづくり |
4月28日 見つけた「春」をデータ化する4年生
4th-graders datamining the spring they found.
昨年度、日常的に各自のタブレット端末を活用してきた4年生が、理科の授業で日向小の周りの「春」を探していました。
もちろん子どもたちの手には、カメラ機能を起動させたタブレット端末。
「あ、カエルだ~」
の声に、一斉に駆け寄って観察しようとする子どもたち。
タブレットを片手に花壇の周りを駆け抜ける姿を見て、落としたりしないかヒヤヒヤしている私をよそに、
「もっと画質がいいといいのにな~」
などとぼやきながら写真を撮り続けていく子どもたち。
…参りました(笑)。
珍しいウラシマソウを見つけて写真を撮る |
タブレットをもって春を探す |
4月27日 ロング昼休み
Long Lunch Time
原則として、毎週水曜日に予定されているロング昼休み。ロング昼休みの日は、清掃の時間をつぶして昼休みを35分間確保します。
あいにく昨日の水曜日は雨だったため、本日に延期しました。昨日とは打って変わってさわやかな晴天の下、ほとんどの子どもたちが運動場に出て、サッカーやドッヂボール、鬼ごっこなどをして遊びました。
今年の夏は、平年より暑いという予報が出ています。今のうちから、運動をしたり、お風呂にしっかり入ったりして、汗を流す練習をしておくことが、熱中症対策にもなるようです。
水分を取り、日焼け止めクリームを塗るなどの日焼け対策も行いつつ、梅雨入り前に汗をかく習慣をつけて、お互いに暑い夏に備えましょう。
給食を しっかり食べる 1年生 |
「見て~」あっという間に上まで |
いろんな学年が入り混じってドッヂボール |
チャイムが鳴る前に遊び終えて帰る子どもたち |
4月26日 オンライン日本語教室の開設
Establishment of online Japanese language classes
山武市では現在、急増する外国人児童生徒のために、様々な取組がなされているようです。
本校にも、日本語指導が必要な子どもたちが13名います。ほとんどがスリランカやパキスタンから来日しており、多くは英語が話せず、タミル語またはシンハラ語、ウルドゥー語等を使用しています。
彼ら・彼女らが在籍する学級で、日本語で国語や算数の授業を理解するのは難しく、担任の先生たちが空き時間を利用して個別に指導にあたったり、週2回来校する日本語指導教員による取り出し指導をしたりしている状況です。
過疎・高齢化が進む地域において、外国人児童の日本語指導を充実させるにはどうしたらよいかという課題は、山武市に限らず、今後、日本中で抱える大きな課題の一つになると思います。
そこで今年度、本校では、国の「リーディングDX」事業を活用し、ICT機器を使ってオンライン日本語教室を独自に開設することとしました。
開設にあたっては、昨年度からご指導いただいている千葉大学国際教養学部の准教授・小林聡子先生を中心にご協力いただき、今日は、その学生さんたちと本校児童とのオンライン顔合わせになりました。
来週は、実際に学生さんたちにご来校いただき、子どもたちと直接交流し、今後の個別支援のためのタブレット端末をセットアップしたり、学習の見通しを持つ予定です。
みんな、新しい取り組みに、生き生きと授業に取り組んでいる姿が印象的でした。
今後も、子どもたちが、日本語を話す必要性を感じながら、楽しく日本語学習ができるように様々な工夫を行っていきたいと思います。
聞こえますか~?という問いかけに手を振って応える |
電子黒板には大学の先生や学生さんが並びます |
画面の前に立ち、日本語で自己紹介する子どもたち |
好きな食べ物などについて自己紹介しています |
4月25日 サンブスギの植樹体験(3年生)
Sambusugi tree planting experience(3rd grade)
市バス2台を借り、日向小から約5分ほど走らせた場所にある「日向の森」で、3年生が、サンブスギの植樹体験をしました。
これは、今年度から、山武中学校区の睦岡小・山武北小とともに、市の指定を受けた環境教育「木育(もくいく)」の一環で行っている活動の一つです。
初めてということもあり、到着するや副市長や教育長からもご挨拶をいただき、いざ森の中へ。
森のナビゲーターは、何でも知っています。
「この赤いやつは何ですか?」と子どもたちが尋ねると、「それは、マンリョウっていうんだよ」などとすぐに答えてくれます。
日向小のこんな近くに、これほど豊かで美しい自然があったんだと実感しながら、20分ほど散策をした後で、いよいよサンブスギの植樹体験へ。
千葉県農林総合研究センター森林研究所の方に、サンブスギのことや植樹の仕方を教わりながら、見よう見まねでなんとか植樹を済ませた頃には、
「この切り株が、私の目印!」
などと、最初は単なる苗木だったのが、いつのまにか「私のサンブスギ」になっていました。
副市長や教育長による挨拶 |
日向の森の散策ナビゲーターの説明を聞く |
ウグイスの声が響き渡る杉林の中を歩く3年生 |
珍しい草花や虫を見つけながら歩みを進める |
カエルを見つけた! |
「赤いものって?」ビンゴを楽しみながら散策を進める |
杉を手にしながら植え方を学ぶ |
思い思いの場所に杉を植える |
一人一人が自分スギを植えました |
4年後にはこうなる⁉ |
4月22日 授業参観・PTA総会・学級懇談会・引き渡し訓練
Class visit, PTA general meeting, class discussion, evacuation drill
昨年度のPTA会長をはじめ、本部役員の方々のご尽力により、一年かけて新しいPTAの形を模索してきました。おかげさまで今年度から、本校のPTAは、いわゆる○○委員会制度を廃止し、行事ごとに保護者からサポーターを募るサポーター制度に変更する運びとなりました。
これにより、年度初めの学級懇談会が、役員決めの時間にとられることなく、担任による学級・学年の発達の段階に応じた経営方針や教育内容、子どもたちの様子を伝える場や、保護者同士の情報交換を行う、本来の学級懇談会の場として大きく様変わりしました。
また、PTA総会についても、予め「さくら連絡網」を活用して事前に書面表決を行っていたため、表決した内容の報告と、質疑応答や新旧PTA役員紹介のみで10数分で円滑に進めることができました。
そのため、残りの時間を使って、以下のような、今年度の学校経営方針についてお話させていただくこともできました。
〔今年度、重点的に取り組む研究テーマ〕
・国からは「リーディングDX事業」の研究指定を受け、これまで以上にICT機器を活用した実践を行う
・県からは「金融・金銭教育」の研究指定を受け、賢い消費者を育てる教育にも力を入れる
・市からは「環境教育(木育)」の研究指定を受け、サンブスギを核とした実践を系統的に行う
・食事、睡眠、運動等の生活習慣に課題を抱える本校としては、「心身の健康教育」を充実させる
このほか、昨年度も行ってきた本校独自の「いじめ認知システム」を機能させ、子どもたちにとって安心して通うことのできる学校づくりに努めることをお伝えすることができました。
お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
〔参加された保護者から(一部紹介)〕
・学級懇談会では自己紹介や話をする時間を設けていただけたことで、クラスの保護者の方々と和やかにお話しすることができました。また、日向小学校でのいじめ問題に関する取り組みの細やかさに驚きました。(略)自分自身や相手がどんな時に嬉しく思い、悲しく思うのか、「聴く」「知る」ことを日々重ねることで絆を深め、いじめの防止にも繋がるのではないかと思いました。
・まだ入学して1週間でどんな事をやってきているか、娘に毎日話を聞いているのですが、親も初めてなので、大丈夫かな?と心配でしたが、授業の様子が見れて、とても安心しました。
・例年のPTA役員決めがない分、クラスの連絡、担任の先生・保護者間とのコミュニケーションがとりやすかったと感じています(役員決めがあると勘違いして欠席している家庭もあったかと思います(苦笑)
・入学してまだ数日ですが、担任の先生がちゃんと子供達1人1人を見ていてくれるのがすごく伝わります。本日の学級懇談会もとても楽しかったです。ありがとうございました。
新旧PTA役員紹介 |
子どもが作ったプラカードがある座席で懇談会 |
保護者を待つ間、子どもたちは体育館の大画面で上映会 |
各家庭のお小遣いやゲーム状況について話し合う |
子どもが解いたスマホ検定を保護者もやってみる |
新入生の保護者同士の初めての懇談会 |
4月21日 交通安全教室
Traffic safety class
爽やかな風が吹く中、毎年恒例となった交通安全教室を開催しました。
山武警察署の方をお招きし、横断歩道の渡り方などを学ぶ下学年の部と自転車の乗り方・降り方などを学ぶ上学年の部に分けてご指導いただきました。
特に、4月からは自転車に乗る際のヘルメットの着用が義務付けられていますので、この機会に、どんなことを学んだのか、お子様に聞くなどして、ご家庭でも話題にしていただければと思います。
車の死角に入ると見えない下学年 |
横断歩道の渡り方も確認しました |
自転車の乗り方指導を受ける上学年 |
直接声をかけてもらいながら学びました |
4月20日 アーイボワン! ワナッカム!
Hello!
日向小学校の給食は、4月14日から始まりましたが、4月20日まではラマダン(断食月)にあたるため、ムスリムの子どもたちは、日中の給食を食べません。
そのため、学校の給食の時間には、彼ら・彼女らは、図書室で静かに本を読むことになっています。ただ、その子たちを見守る教員を確保できないため、「検食」ということで早めに給食を食べる校長が、その見守り役として図書室にいることとしています。
最初のうちは、どの子も、図書室の絵本などを静かに読んで過ごしていたのですが、日が経つにつれ、だんだん飽きてきたのか、図書室のホワイトボードにお絵描きなどをして過ごすようになりました。
そこで、せっかくなのでこの機会に、スリランカのタミル語やシンハラ語を教わることとしました。
「こんにちはって、タミル語でどういうんですか?」
「ワナッカム」(私には、そう聞こえた)
「ワナッカム」と復唱してみると、とてもうれしそうな笑顔を見せ、
「そう、ワナッカム。シンハラ語では、アーイボワンって言います」
アーイボワン(これも、そう聞こえた)
さらに、「ムスリムの人同士では、……って言います」
と、「こんにちは」一つから、どんどん言葉があふれ出てきます。
そのほか、私のiPadを使って、クルアーン(おそらくコーランのこと)のページを開いて、動画に合わせて一斉に唱え始める子どもたち。
いつのまにか、見守り役だったはずの校長が教わる側になり、子どもたちがスリランカやムスリムのことについて教える「先生」になってくれています。
お絵描きを始める子どもたち |
iPadに書いてくれたタミル語「ワナッカム」 |
4月19日 地区児童会
District Children's association
今年度初めての地区児童会。登下校の方面が同じ子どもたちでつくる地区児童会は、6年生をはじめとする上級生が中心となって行う児童会活動です。
通学バスの中で、お互いが迷惑をかけてはいないか、日頃困っている人はいないか等について、普段通学していて思っていることを述べ合い、より安全・安心して通学できるようにするために話し合います。
今回は、初めてということで、どのグループでも、入学したばかりの1年生の自己紹介から始まりました。
1年生が、上手に自分の名前を言い、「よろしくお願いします」と最後まで言う姿をじっと見守り、しっかり言い終えると、周りの上級生からのあたたかい拍手が送られました。
昨年度の交通安全に関する研究により、家庭や地域の方々の「気をつけて」の一言が、子どもたちが自ら判断する力を高め、結果的に事故を未然に防ぐ効果があるという知見を得ましたので、今年度も引き続き、一声をかけていただきますようよろしくお願いいたします。
4月17~18日 身体測定(全学年)
Measurement of height,weight,etc.
全教職員が総動員で、2日間にわたって、全学年児童の身体測定を行いました。
毎年恒例となっている身体測定ですが、自分の体の成長や発達に関心をもって、健康の大切さを知ることになります。
今年度は特に、本校の研究テーマの一つとして「健康教育」を掲げています。身長・体重のみならず、自分の健康について関心を持つことにとどまらず、「早寝・早起きをしよう」といった意欲をもつことにつなげ、それらが当たり前の習慣になるようにしていきたいと思います。
現在、家庭教育の二極化が進んでいると言われています。
学校で行った健康診断等の結果が比較的良好であっても、この機会にさらに生活習慣の改善に努めようとする家庭がある一方で、健康診断や身体測定の結果をしっかりと受け止めて、生活習慣の改善をしてほしいと思う家庭ほど、こうした学校での診断結果をなおざりにしてしまう傾向にあるようです。
学校としては、どの子にも等しく、自身の心身の健康に関心を持つことができるように、今後も粘り強く、子どもたちや保護者の方に情報発信等の啓発活動を行ってまいります。
静かに順番を待つ3年生たち |
聴覚検査は図書室で |
4月18日 6年生の活躍ぶり
6th graders in action
朝、通学バスから降りるなり、ランドセルに黄色の安全カバーを付けたピカピカの1年生たちに、6年生が声をかけます。
「靴を履き替えた人から、こっちに並んで~」
6年生に連れられて2階の教室まで入ると、今度は名札をつけたり、ランドセルの中の学習用具を出して机の中にそろえたりと、1年生でもやることはたくさん。
ついつい先に手を出してしまいそうになりますが、6年生は1年生たちの様子を黙って見ながら、困っていそうな1年生に声をかけています。かつて自分たちもそうしてもらったように。
4月17日 学校探検(1年生)
1st year students exploring the school
早くも1年生たちが、担任の先生に連れられて、学校内を「探検」しました。
「あ、入学式の人だ~」
廊下で私を見かけるなり、嬉しそうに指をさす男の子に、すかさず担任の先生が、
「校長先生ですよ。廊下でお会いしたときは、なんて言うんでしたっけ?」
と声をかけると、
「おはようございま~す」
と元気な声。
校長室の中にも、おそるおそる入って、今後の活動の「下見」が終わりました。
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4月14日② 避難訓練(地震を想定)
Evacuation Drill Assuming Earthquake
入学・進級したばかりで、これまでの教室とは違う場所に替わりましたので、避難経路の確認の意味も含め、地震を想定した避難訓練を行いました。
入学したばかりの一年生たちも「お・か・し・も」の約束をしっかりと守り、落ち着いて避難行動をとることができました。
4月14日 新年度の朝の一コマ
A scene welcoming new students
子どもたちが登校する15分ほど前には、ほとんどの担任の先生たちが、子どもたちを気持ちよく出迎えようと、自分の学級やその周りの準備に取りかかっています。
さあ、入学式の翌日の今日、一年生を迎えたバスの中は、どんなに賑やかだったことでしょう。バスから降りた上級生たちが、次々と一年生と手をつなぎ、「ここだよ」とそれぞれの教室へ案内する優しい姿が見られました。
6年生に限らず、どの学年の上級生も、背の低い一年生のそばで身をかがめて、「わかる?」と優しく尋ねたり、確認したりする姿は、特段教えたわけではありません。
きっと数年前、彼ら彼女らも、入学した際に同じようにしてくれた先輩がいたからでしょう。こうした優しい心遣いや言動が、日向小の文化の一つとして、連綿と受け継がれていくことになるのだと思います。
登校前に出欠・健康状態をパソコンで確認 |
登校直前、支援員と予定確認をする1年担任 |
今日から始まる清掃に備えて準備する担任 |
重い荷物を持って階段をのぼる1年生 |
「教室はこっちだよ」優しく教える上級生 |
同じバスから降りた上級生が1年生を誘導 |
4月13日 入学式
School Entrance Ceremony
おかげさまで、準備万端整い、入学式を迎えることができました。38名の新入生が全員そろい、緊張した面持ちで6年生と手をつないで入場しました。
在校生のうち、2~4年生は、各教室の電子黒板に映し出された体育館の様子を視聴しながら「オンライン出席」し、5年生と6年生は、体育館に集まりました。
来賓として、市議会議員の宍倉弘康様、渡邊聰様をはじめ、山武西町づくり協議会会長・学校運営協議会委員長の伊藤和様、本校PTA会長の若名真吾様にご臨席賜りました。
5・6年生が歌う校歌にも、最後まで起立したまま聞くことのできた新入生。記念撮影が終わるころには、ほっとしたのか、あちらこちらでやっと笑顔がこぼれ始めました(笑)
これでようやく本日、令和5年度の日向小学校の主役の子どもたち217名がそろいました。
お互いに頑張りましょう!
【校長式辞(抄)】
これから始まる小学校生活、楽しみですね。私からは、みなさんが小学校での生活を楽しむことのできる魔法の言葉を、特別に3つ教えますね。
1つ目は、「おはよう」です。今日は、言いましたか? 相手に聞こえる声で言わないと意味がありませんよ。
2つ目は、「ありがとう」です。誰かに何かをしてもらった時はもちろんですが、きっとこれは誰かが私のためにやってくれたのかもしれないと想像して言えれば最高です。これも、相手に聞こえる声で言って初めて効果があります。
3つ目は、「あ~、よく寝た」です。これは、学校ではなくてお家で言う言葉ですね。自分に聞こえる声で大丈夫です。どうですか?今日はしっかり眠れましたか? 人間は、しっかり寝ていないと、何もできません。毎日、「あ~、よく寝た」と思えるほど、しっかり寝ましょうね。
「あ~、よく寝た」と言えるほどよく寝た人は、お家の人や友達、先生に会ったら元気に「おはようございます」が言えます。きれいな教室に入って、誰かがきれいにしてくれたのかもしれないなあって気づいて「ありがとうございます」なんて言えたら、いいですね。
この三つの言葉が言えるようにして、楽しい毎日を送っていきましょう。
担任の呼名に元気よく答える新入生たち |
市議会議員・渡邊様より御祝辞 |
4月10日 着任式・始業式
Opening Ceremony
13日の入学式では、2~4年生がオンラインで各教室にて参加する予定のため、本日の着任式・始業式は、その練習も兼ねて、職員室の電子黒板と会場である体育館をつなぎました。いつもはZoomでつなぐのですが、今回はYouTubeのライブ配信に挑戦しました。どちらか映像・音声のよい方で、入学式を行う予定です。
着任された12名の方々も、着任式が始まるまでの間、職員室にいながらにして体育館の児童の様子を見ることのできる本校の環境に感激していました。
着任式では、代表児童が堂々とした態度で歓迎の言葉を述べることができました。
また、始業式後の担任発表では、歓声(悲鳴⁉)と拍手の中、全教職員が子どもたちの前に立ち、お互いが背筋を伸ばして、挨拶をしました。
今年も、どうぞよろしくお願いします!
職員室の電子黒板に映し出される体育館 |
着任した教職員を前に歓迎言葉を述べる代表児童 |
4月5日 第1回校内研修会
The 1st In-School Workshop
山武地区の小学校の始業式は、4月10日(月)です。そのため、それまでの間、学校経営方針や教育目標等をはじめ、様々な計画について、教職員全体でしっかりと共通理解を図ることができます。
ただ、そうはいっても時間は限られていますので、いわゆる職員会議は最小限にとどめ、授業に直結する学習指導計画についての研修会の時間を充実することとしました。
また、職員室での会議は、途中でかかってくる電話で中断することが多かったため、今年度から開設した「第2図書室(旧メディアルーム)」に、それぞれの校務パソコンを持ち込み会議することとしました。職員室で一人電話番となった事務職員は、校内にいながらオンライン参加です。
今年度は、国の事業である「リーディングDX」の研究指定を受けただけでなく、県からは「金銭教育」の指定も受けています。さらに市からは、サンブスギを中心とした環境教育「木育(もくいく)」の指定を受けることとなりましたので、下図のとおり、本校の研修体制を大きく2つの部会【課題研究部会】と【基盤研究部会】で整えました。
第1回の校内研修会は、各部会で様々な教科内容を関連づけながら検討しました。研究・研修主任をはじめ、各部会担当の研究推進委員の先生方を中心に、わいわいと楽しい雰囲気で話し合いを進めることができました。
新「第2図書室」にて職員会議 |
学年・学級ごとに年間の学習指導の見通しを持つ |
専科の先生方と学年で指導方針の共通理解を図る |
基盤研究部会(問題発見・解決能力部会)にて |
基盤研究部会(情報活用能力部会)にて |
今年度の研究推進委員のメンバーでの振り返り |
3月23日 修了式
Thank You So Much!
おかげさまで、本日無事に修了式を終えることができました。これまでのようなオンラインではなく、久しぶりに体育館に1~5年生の子どもたちが集まり、卒業式さながらの緊張感をもって式に臨みました。
修了式後、今年度末をもって異動する教職員12名を紹介しました。それぞれの異動先等については、保護者の皆様に「さくら連絡網」で配信したとおりです。
私から異動する教職員を一名ずつ呼名するたびに、子どもたちからは悲鳴が上がり、
「これまで行ってきた「離任式」は行いませんので、今日が、お世話になった先生方と会える最後の日となります」
と告げると、中には泣き出してしまう子もいました。
その後も、休み時間等を使って、「お世話になりました」と即席でしたためた手紙を渡す子どもたちの姿が、校内のあちらこちらで見られ、これまでの年月の中で培ったつながりの深さを改めて実感しました。
この「校長室から」のコーナーも、4月から子どもたちの活躍の様子を少しでもお伝えしようと、細々と続けてきましたが、おかげさまで一年間で211の記事を投稿することができました。ご愛読いただきましてありがとうございました。
来年度は、4月10日(月)から始まります。統合していよいよ3年目。
子どもたちが安心して学ぶことができるよう、準備万端整えていきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
壇上で修了証書を受け取る代表児童 |
異動する教職員による挨拶 |
3月22日 地区児童会を行いました
District children’s association
例年よりも早く桜の花が咲きそろいそうです。外で遊ぶ子供たちが、上着を脱いで、顔を真っ赤にするほど、今日は暖かな日でした。
2時間目、地区別に分かれて、高学年の子供たちが中心となって、春休みの過ごし方や地域の危険な場所などについて確認し合う、地区児童会が開かれました。
話し合いを進める5年生たちの姿は頼もしく、すでに最高学年の顔つきでした。
パナソニック教育財団の助成金事業のご紹介
Report on grant-funded classes
このウェブサイト上でも何度かご紹介させていただいていますが、今年度、本校はパナソニック教育財団から助成を受け、特別非常勤講師として川口先生をお招きして、3Dプリンタを使った開発的な授業にチャレンジしています。
このたび、パナソニック教育財団のウェブサイト上に、本校の取組が紹介されましたのでご覧ください。
3月20日 養護教諭によるメディア機器利用に関する指導
Teaching the use of media eqipment by school nurse teacher.
SNSの使い過ぎによる健康被害について、保護者の方からも心配の声が寄せられているところですが、本日、本校養護教諭が、5年生を対象にメディア機器利用に関する授業を行いました。
ドライアイについて学ぶ際には、児童同士がペアになって、10秒間目を開けていられるか実験したり、現在の自分の記憶力の状態を確かめようと、用意された絵を記憶し、パソコン上に再現してみたりして、楽しみながら、そして、その結果に驚きながら、メディア機器の使い過ぎの怖さについて学びました。
○授業後の子どもたちの感想から
・メディア機器は楽しいけど、悪影響があるから使う時間を短くする。
・自分のしていることがどれだけ体に悪いのかがわかった!
・今までは寝る前にスマホを見ていたので、これからは寝る前にスマホを見ないようにすることが大事だと思った。
など
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3月17日 卒業式
Graduation Ceremony Address "Boys,be ambitious!"
51名が全員、卒業証書を受け取り、本日無事に卒業しました。
おかげさまで、心温まる卒業式となりました。別れを惜しむ涙、感動の涙、感謝の涙…の卒業式でした。
御多用中、ご臨席賜りましたご来賓はじめ関係の皆様、本当にありがとうございました。
引き続き、これまでと同様、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
〔校長式辞(抄)〕
今、卒業証書を手にした皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんとは、一緒に行った修学旅行や運動会、陸上競技会などの行事もそうですが、私にとっては、やはり、校長室で行った会食の時間が忘れられない思い出になっています。
会食は、数人ずつで、1か月ほどかけて行いましたが、皆さんがマスクを外して給食を食べ、入学してからこれまでの思い出や将来の夢などを話してくれた束の間のひとときは、私にとって、かけがえのない時間となりました。
皆さんが聞かせてくれた思い出には、旧山武西小学校や旧日向小学校での出来事もたくさんありました。閉校した今もなお、当時のことを生き生きと語ってくれた姿に、皆さんの母校に対する変わらない愛情を感じました。きっとこの日向小も、前の学校と同じように、いずれ第二の母校として愛し、ずっと皆さんの心の中に生き続けてくれることでしょう。
ところで、日向小の正門のそばに、「少年よ、大志を抱け」という言葉が刻まれた石碑が立っています。有名なクラーク博士の言葉ですが、実はこの言葉には続きがあると言われています。
「少年よ、大志を抱け。それは、金持ちになるためや、有名になるための野心などではない。人として、あるべき姿になるための大志である」と続きます。
「人としてあるべき姿になるための大志」とは、いったいどういうことなのでしょうか。
たとえば先日、お話ボランティアの方に「青い目の人形」にまつわる朗読紙芝居をしていただきましたね。第二次世界大戦中、「敵国からもらった人形など、焼き捨ててしまえ」と命令され、全国の人がそれに従って本当に焼き捨てていた中、「かわいそうだから」と、ひそかに青い目の人形を守り抜いた先生が、この山武にいらっしゃったという話でした。
「もし自分がその先生だったら、周りの空気に流されることなく、同じ行動をとれただろうか」と考えてみたことで初めて、その難しさを実感したのではないでしょうか。
そう考えると、あの石碑に刻まれた「大志」とは、人としてあるべき行動をとるための「覚悟」とか「勇気」とかいった言葉にも置き換えられる気がします。
今は、スマホ一つで、いつでも誰とでも簡単に交流し、自分の思ったことを自由に発信することができるという、夢のような時代となりました。
ただその一方で、「炎上」とか「バズる」などといって、あっという間に、ありもしないデマや噂で、見も知らぬ人を簡単に陥れるような空気をつくることができてしまう時代でもあります。
皆さんには、そんな風にしてつくられた空気に流されることなく、また、この先、時代がどのように変わろうとも、人としてあるべき行動をとるための大志、覚悟、勇気をもち、さらに成長していってもらいたいと、心から願っています。
一人ずつ卒業証書を授与 |
山武市から卒業生へ記念品贈呈(ヘッドセット) |
在校生から送る言葉&歌「大空がむかえる朝」 |
卒業生代表による巣立ちの言葉 |
卒業生による歌「最後のチャイム」「旅立ちの日に」 |
卒業式を終えて、担任との別れを惜しむ |